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【特集】中核市移行 10周年(1)

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沖縄県那覇市

(1)突然ですが、みなさん那覇市が中核市であることをご存知ですか?平成25年4月に中核市へ移行し、今年で10年になります。
(2)そもそも、「中核市」ってなあに?
(3)中核市とは、国から指定を受けた人口20万人以上の市のことを指します。
現在は、全国で62市の中核市があります。
(4)中核市になったことで何がかわったの?
(5)県が行っていた事務の一部が市へ移ることにより、よりスピーディーかつ住民に身近なところで行政サービスを行えるようになりました。
(6)中核市移行後、具体的にどのように市民サービスが向上したのか、それぞれ分野の一部を紹介するとともに、中核市になるまでの歩みを振り返ります。

■福祉分野

◆手続きがスピーディーに
県と市で分担していた事務を市に一元化することで、市民へより迅速な行政サービスを提供することが可能となりました。

○(例えば)
母子父子寡婦福祉資金の申請から貸付までの期間
移行前:約2か月
移行後:約1か月半
※2週間短縮

■子育て分野

◆細やかな指導でこどもたちの発育・安全を確保
認可外保育施設に入所しているこどもたちが、健やかでのびのびと発育できる環境を整えるための支援事業のほか、施設への立入調査を定期的に実施できるようになりました。
直接訪問することで実態を把握でき、細部にわたる適正な指導・改善に向けた助言などが行え、保育サービスの向上を図っています。

◆誰もが安心して子育てできる環境づくりを
保育園及び分園等の設置・認可が、市の権限でできるようになり、きめ細やかな対応が可能となりました。

○認可・認定件数(※認定こども園への移行件数等含む)
平成25年…1件
平成26年…4件
平成27年…12件
平成28年…32件
平成29年…16件
平成30年…10件
令和元年…6件
令和2年…6件
令和4年…5件

■環境分野

◆細かな対応・指導で、住みよいまちを
飼い犬が迷子になった場合など、市が収容・保護等を行えるようになりました。
その際、ホームページ上で情報を掲載し、飼い主に早く返還できるよう努めています。また、犬や猫に関する相談等に対し、現場確認を行い、適正飼養等の普及啓発を推進することで、人と動物が共生できる環境づくりを図っています。

○犬の殺処分数
移行前:平成24年131件
→令和2年より3年間、殺処分ゼロを達成中

■都市計画分野

◆地域の特性にあった景観づくり
景観施策を実施する上で、きめ細やかな景観行政の運営が図られるようになりました。また、市民や屋外広告業者向けに屋外広告物条例の内容や許可申請事務手続き等について、わかりやすく解説したガイドラインを作成し、市HP上で事例等を例示することで、市民サービスの向上を図っています。

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