◆各地で活躍中!
○高雄ライトレール(台湾)
2015年に開業後、延伸を繰り返し2023年に環状線が完成。全線架線レスは世界初の取り組み。全38駅の全長22.1キロ。
○トラムヴァイ(イスタンブール)
1992年に開通し、現在5路線が運行中。今後も路線拡大が予定されている。旧式の車両デザインを採用している路線も。
○芳賀・宇都宮LRT
愛称はライトライン。栃木県宇都宮市および芳賀町に全線が新たに一から敷設され、2023年8月より運行を開始。
◆LRT 教えて‼Q and A
○Q1.LRTを導入しないといけないの?
今のままではだめなの?
―人口が減少し、少子化と超高齢化が同時に進行する社会で、持続的に発展できるようなまちづくりが求められるなか、公共交通を充実させることで、「誰もが移動しやすいまち」を実現させたいと考えています。LRTを導入し、バスやタクシー、モノレールとも連携した交通網を形成することで、人々の移動をスムーズにし、住みよいまちづくりを進めていきます。
○Q2.LRTの具体的な計画は決まったの?
―現在の那覇市LRT整備計画素案は関係機関(道路管理者、警察、路線バス事業者等)との協議を行うために那覇市の考え方を取りまとめたものであり、決定したものではありません。今後、LRT導入に向けて関係機関との協議を行い、令和8年度のLRT整備計画策定を目指しています。
○Q3.なぜ真和志地域にLRTを導入するの?
―真和志地域は高低差のある地形や狭い道路が多く存在し、戦後、道路などの基盤が整わないまま市街化が進みました。起伏に富んだ地形もあり、公共交通の不便な地域もあります。定時性と速達性に優れるLRTを導入し、路線バスやタクシーなどの既存の公共交通と連携することで、公共交通の不便さを解消し、誰もが移動しやすいまちを実現していきたいと考えています。東西方向の公共交通軸を形成すること、まちの再整備の促進等の観点から真和志地域にLRT導入を位置づけています。
○Q4.LRTを導入したら渋滞が悪化するのでは?
―LRT導入により、自動車の通行帯が4車線から2車線に減少するため、LRT導入路線および周辺道路の自動車交通に影響が出ることが想定されます。
そのため、LRT導入に合わせてクルマから公共交通の利用に転換を図る施策を行い、市域内に流入する車の総量を減らすよう取り組みます。自動車交通から公共交通への利用転換が進むことにより、自動車交通の適正化が図られ、渋滞の緩和が期待できます。
▽多くのご意見お待ちしています
「那覇市LRT整備計画素案」に対する市民意見を募集します。素案は那覇市ホームページのほか都市計画課窓口(9階)、市政情報センター(1階)、各支所、市民協働プラザで確認できます。
対象者:市民および市内に通勤通学する周辺市町村の住民
期間:令和6年5月1日〜31日
提出方法:直接提出(都市計画課窓口)郵送、FAX、メール
問合せ:都市計画課
【電話】951-3246
<この記事についてアンケートにご協力ください。>