■金武町民の死亡原因は「がん」が男性1位、女性2位!!!
がんはすべての人にとって身近な病気となりました。その割合も年々増えています。
最近では、国民の2人に1人がかかり、4人に1人が亡くなっています。
金武町のがん死亡数を部位別にみると次の通りになっています。
(沖縄県市町村別健康指標 死亡数及び標準化死亡比(2017~2021年)健康寿命(2020年)参照
◇がんを引き起こす要因として
喫煙:タバコには多くの発がん性物質が含まれています。そのためほとんどのがんを引き起こしやすく、またがん患者の喫煙は、生命予後を悪化させるといいます。
飲酒:アルコールは少量でもリスクが上がり、飲む量に比例してさらにリスクがあがります。
肥満・運動不足:沖縄は車社会で歩かないことで運動不足となり、さらに肥満を招く傾向にあります。
不適切な食事:肉食、ファーストフードなど欧米化が進んだ事やインスタント食が増えたこと。
塩分のとりすぎ。加工肉(ベーコン、ソーセージなど)は大腸がんになりやすい。
(動物性たんぱく質や脂肪分のとりすぎ、野菜不足による食物繊維の低下。)
遺伝・その他:家族の病歴との関わりやストレスが関係している場合もあります。
胃がんは、ピロリ菌に感染したことによる慢性的な胃粘膜の炎症が原因の1つとされています。ピロリ菌の除去と高脂肪、低繊維食の見直しで予防ができます。
◇予防として
・食物繊維をきちんと摂れば大腸がんは予防できるといいます。3食の食事の中に必ず1品は食物繊維をとれるように食べましょう。
(*食物繊維は、きのこ・海藻・こんにゃくからもとれます)
例えば…朝食にバナナ1本、昼食にサラダ1皿、夕食に納豆1箱。これだけで1日に必要な食物繊維が1/3量摂れます
・1年に1回、定期的ながん検診(肺・胃・大腸)の受診で早期発見、早期治療を行い、生活習慣を見直すことでがんの予防につなげることができます。
※受診はがきの紛失の際は保健センターで再発行できます!!
問合せ:金武町総合保健福祉センター
【電話】098-968-5932
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