環境学習都市宣言のまち~第3次環境基本計画5つのテーマから~
第3次環境基本計画のテーマに沿ったさまざまな環境活動を紹介するシリーズです
環境学習を通して共に学び・考え・行動し、豊かな地球環境を守り、未来へつなぐ
■自然と共生するまち
人間の行動が引き起こした外来生物の現実を理解して改善へ
・人が持ち込んだ外来生物が野生化生態系のバランスを脅かす
▽外来害獣対策のハコ罠貸出数・捕獲数(4月~9月17日)
アライグマ捕獲数は群を抜いて多く、野生化したアライグマがいかに多いか分かります。
初めてアライグマの被害の話を聞いたのは10年以上前です。それから4~5年で爆発的に個体数が増えて、農作物の被害も増えてしまいました。
ハコ罠で昨年から10匹ほど捕獲しましたが、今も庭や畑の近くにたくさんの足跡があります。
丹精こめて育てた作物の収穫間際に根こそぎやられてしまい、栽培する人が激減した野菜もあります。
特定外来生物に指定されているアライグマの被害情報は、農家だけでなく市街地でも多く寄せられます。
在来のタヌキやキツネなどと同じく雑食性なので、農作物の被害だけでなく生態系への影響も懸念されています。
市では、管理や使用に必要な資格を取得して、市民に捕獲用のハコ罠を貸し出しています。
もちろん、害獣と呼ばれるているのはアライグマだけではありません。タヌキやキツネも畑で悪さをすることがあります。酷暑を過ぎて、恵みの秋には、また被害が増えるでしょう。
正直、心が痛むこともありましたが、天敵が少なく、どれだけの掛け算で増えるか分からない外来の害獣を捕獲・駆除することは、人間の都合であると同時に、古来の自然と共生し生態系を保全することにもなると考えています。
問合せ:環境政策課
【電話】584-4691【FAX】584-4818
■環境学習 イベント情報
▽地球市民の森でトンボを探せ
日時:10月13日(日)午前10時~正午
場所:びわこ地球市民の森 森づくりセンター
内容:トンボを捕ってトンボの不思議を観察します。
講師:牛島 釈広(うしじまときひろ)さん(株式会社ラ―ゴ)
対象:小学生以上(小学3年生以下は保護者同伴要)
定員:20人
持ち物:筆記用具
申込み:10月11日(金)までに右記申込フォームまたは、電話で上記へ申し込み。
▽もりやまエコフェスタ2024
楽しく環境を学べるプログラムを用意しています。詳しくは、次号をご覧ください。
日時:11月4日(月・休)午前9時30分~午後3時
場所:もりやまエコパーク環境センター、交流拠点施設
・フリーマーケット出店者募集
申込み:10月15日(火)までに右記申込フォームから申し込み。
フリーマーケットに関する問い合わせ:ごみ減量推進課
【電話・有線電話】584-4692
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