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滋賀県愛荘町

■はじめての方のための「びん細工手まり講習会」
日時:令和7年3月15日(土)・22日(土)・29日(土)午前10時15分から午後5時まで(昼休憩1時間・外出可)
場所:愛知川びんてまりの館創作交流室(和室)
内容:直径15センチの愛知川びん細工手まりを1個作ります。
対象:愛荘町にお住まいで、はじめてびん細工手まりを作られる方。原則として3日とも受講できる方(ご相談に応じます)
受講料:7,000円(材料費含む。講習初日に徴収します)定員:10名(先着順。定員に達した時点で受付終了)申込:愛知川図書館のカウンター、または電話【電話】0749-42-4114でお申込みください。

■第43回企画展出陳作品紹介 目加田区所蔵「目賀田城絵図(めかたじょうえず)」
日本の城と言えば、皆さんはどんな城を思い浮かべますか?
多くの方々は、彦根城のような天守を構えた江戸時代の城郭(じょうかく)を思い浮かべるかと思います。
しかし、天守の無い城館(じょうかん)も、日本の城の一つです。中世、日本各地では戦乱に備えて城館が築かれました。愛荘町内各地に点在する城館も、古文書(こもんじょ)や遺物、遺構といった形で、現在まで伝えられています。
今回は、第43回企画展で展示する資料を代表して「目賀田城絵図」を紹介します。
「目賀田城絵図」に描かれた目賀田城とは、近江国(おうみのくに)の有力な国人(こくじん)(土着の領主)、目賀田氏の居城です。目賀田氏は近江国の守護大名、佐々木六角(ささきろっかく)氏に仕えており、元々安土城のある、安土山(現近江八幡市)に城を構えていました。
ところが、元亀(げんき)年間(1570~1573)に織田信長に立ち退きを迫られ、所領の一つだった愛知郡光明寺野(愛荘町目加田区)に移住し、目賀田城を築城しました。そして、慶長(けいちょう)2年(1597)豊臣秀吉の命令により、廃城となりました。(『春日神社文書』より)
この「目賀田城絵図」は、廃城から250年以上経過した、宝暦(ほうれき)14年(1764)、江戸時代に描かれたものです。絵図を見てみると、城の周りは堀が巡らされ、また、城の南側の岩倉川に面する場所は「永荒(えいあれ)」になっています。そして、目賀田城周辺の土地の所有者の名前が明記されていることが伺えます。
さらに、絵図の裏面には、庄屋をはじめとした横目、組頭、惣代など、村の主要なメンバーが集まり、絵図中の土地の所有者を相互確認の上、署名・印が記されていました。

▽博物館企画展開催予告 令和6年9月14日(土)から10月20日(日)
展覧会名:「愛荘町の隠れたお城~城館から見る近江戦国物語~」
会場:歴史文化博物館企画展示室
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30)
休館日:月曜日・火曜日(祝日の場合は開館)
入館料:一般300円・子ども150円(町内在住の方は無料)
展示解説:9月15日(日)・10月13日(日)11:00~11:30,14:00~14:30(企画展示室にて開催)

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