■ことばについて
今回はことばの発達についてお話します。
就学前のお子さんの相談で多いのが、ことばの発達に関するものです。
「ことばがなかなか出てこない」、「一人で話して何を言っているかわからない」、「発音が不明瞭で何を言っているかわかりづらい」など、コミュニケーションのとりづらさや、同年代のお子さんとの比較で、ご心配される方が多いようです。
また、ことばでうまく表現できないために、物を投げたり、手が出たり、かんしゃくを起こしたりするという行動面のご相談もあります。
ことばに遅れがある場合、耳の聴こえ、口の中の機能、脳の発達など、体の機能に問題がある場合があり、乳幼児健診では、お子さんのできる・できないをチェックするのではなく、医師や保健師がお子さんの発達状況を総合的に診ています。話すことばは少ないけれど、ことばはよく理解できていて、大人の言うことには応じてくれるというタイプのお子さんは、あるときから爆発的に話をするようになるという場合もあります。
体の機能に問題がある場合には、できるだけ早く気づき、問題に応じた対応をすることが求められますが、どんな場合でも大切なことは、子どもが伝えたいと思う気持ちを育てることです。子どもが楽しいと感じる遊びを一緒にすることや元気に活動できるように生活リズムを整えることを心がけましょう。どんな遊びがよいかわからない、なかなか生活リズムが整わないなど、どうすればよいかわからないときは健康推進課にご相談ください。お子さんに応じた方法を一緒に考えましょう。
「妊婦とお腹の赤ちゃん・子育て応援宣言のまち」愛荘町
問合せ:健康推進課(愛知川庁舎)子育て世代包括支援センター
【電話】0749-42-4887
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