■お口の機能
「食べる」・「話す」・「呼吸する」・「表情をつくる」は、生きていくうえで重要な役割を果たしています。お口の機能が低下すると、食欲低下や栄養不足、筋力や免疫・代謝機能の低下といった様々な機能低下につながります。
■お口のケア
お口の機能を維持するためにも、日頃のケアが重要です!
歯磨き:食べたら磨くは基本!寝る前は唾液の分泌量が減り細菌が増えやすいので、寝る前の歯磨きは念入りに行いましょう。
歯間ケア:歯ブラシの毛先が届きにくいところは、歯間ブラシやデンタルフロスを活用しましょう。
かかりつけ歯科医を持とう:日常のケアに加え、年に1回以上は歯医者を受診しましょう。
健康推進課は「噛むCOME(かむ)+10運動」を進めています。
■ひみこのはがいーぜ
▽ひ…肥満予防
よく噛むことで、「もうおなかがいっぱい」という満足感が得られ、肥満を防ぐことができます。
▽み…味覚の発達
よく噛むことで素材そのものの味がよくわかるようになり、味覚の発達につながります。
▽こ…言葉の発音はっきり
よく噛むことで、あごが発達し、歯が正しくはえそろって、かみ合わせも良くなります。そのため、自然に正しい口の開き方ができ、正しい発音ができるようになるといわれています。
▽の…脳の発達
咬合(こうごう)力の強い子ほど、幾何図形のテストの点数が高いことを示すデータや記憶力が鮮明になるとの報告もあります。さらに、脳の前頭前野が活性化することでストレスが増強するのを抑えます。
▽は…歯の病気予防
よく噛むとあごが発達するので、歯がきれいに生えます。また、歯の根がぐっと張って磨きやすくなり、むし歯を予防し、歯垢もたまらないので、歯周炎も防ぎ、歯槽膿漏(しそうのうろう)の予防にもなります。
▽が…ガン予防
発がん物質は唾液に30秒つけておくと毒消しの効果があるそうです。よく噛むと唾液がよく出て、食物と混ざり、がん予防に役立ちます。
▽いー…胃腸快
よく噛むことは消化吸収をよくし、胃腸の働きを活発にします。
▽ぜ…全力投球
実業団の選手と一般のサラリーマンに対して行った健康調査ではスポーツ選手は歯並びが「良い」人が「悪い」人を上回っているのに対し、一般の人は歯並びが「良い」より「悪い」が多くなっていたそうです。全力投球するうえでの歯の大切さが分かるデータです。
よく噛むことでたくさんの良い効果があります!1口プラス10回噛むことを習慣にしましょう!
「妊婦とお腹の赤ちゃん子育て応援宣言」のまち。愛荘町!
問合せ:健康推進課
【電話】0749-42-4887
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