■災害時の視点から男女共同参画を考えよう
近年の震災や災害経験を踏まえ、防災に男女共同参画の視点での取組の重要性が認識されるようになりました。
いつ起こるか分からない災害に備え、様々な視点で、私たちができることについて考えましょう。
▼様々な人の声を反映させよう!
避難所の運営には、多様な視点が必要です。性別、年齢などにかかわらず、様々な立場の人が運営や意思決定に関わることで、視野が広がり、避難所の環境改善や多様なニーズにも対応しやすくなります。
▼普段からできることを考えてみよう!
▽家庭でできること
・災害時に、家族みんながそろっているとは限りません。普段から家事・育児・力仕事などの役割を固定せず、各自ができることを増やしましょう。
・災害時に必要なものは一人ひとり違います。防災バッグの中身を自分で考え、準備をしてみましょう。「自分だから必要なもの」を把握しておくことも大切です。また、普段の暮らしの中で、「非常持ち出しリュックを背負って歩いてみる」「非常食を食べてみる」など、実際に経験することで、様々な気付きが生まれます。
▽地域でできること
・阪神淡路大震災の際の救助は、多くが家族や隣人の助け合いによるものでした。まずは近隣の方へのあいさつから始めてみましょう。普段からコミュニケーションを取っておくことが大切です。
・普段から地域で交流を持つことで、身近な助け合いや、意見の出しやすい環境づくりにつながります。防災講座などを地域のみんなが参加しやすい、地域のイベントに盛り込むことも、地域の防災意識の向上に効果的です。
避難生活では、様々な立場の人との集団生活になります。互いの意見を尊重しながら、いざという時、各年代層の男女それぞれが、持てる力を発揮しましょう。
問合せ:みらい創生課
【電話】0749-29-9046
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