子育ては、パパ・ママだけでなく、家族や地域みんなで子ども・子育て世帯を見守れるような環境づくりを行い、応援していくことが大切です。
今回は、「日野町幼児教育保育の在り方検討懇話会」の提言の内容や、今年度から新しく始まった子育て中の方に向けた取り組みをご紹介します。
■「日野町幼児教育保育の在り方検討懇話会」から提言をいただきました
持続可能な就学前の子育て環境の将来像について、令和4年度から約2年間にわたり、懇話会で検討いただきました。
住民対話をもとに10回の会議を行い、「子育て環境の未来に向けての提言」をいただいた内容を紹介します。
◆提言1 子育てする人が住みたくなる環境づくり
子育て層が住みたくなる環境がないと少子化が加速してしまうため、住みたくなる町づくりを提案。
◇そのためには…?
園と関係施設等が一体の住環境を整備する
・子育て層向け賃貸
・転入可能な場所
・近居・隣居可能な土地
[通園]
・こども園・小規模保育施設等
[連携]関係施設等
・小学校幼児教育アドバイザー
・子育て支援センター
・子育て世代包括支援センター
・子ども家庭総合支援拠点
◆提言2 長時間保育ニーズ、保育士不足、園舎の耐用年数の超過等への対応
核家族化や就労形態の多様化等長時間保育が求められる一方で、保育士等の不足から入所希望者の受け入れが年々困難になっている。また、園舎の耐用年数の一斉到来という課題がある。
◇建築コスト・人員コスト
もし全部の幼稚園・保育園を存続すると…
※こばと園を1単位とした場合
建築コスト…こばと園6.44個分のコストが必要
人員コスト…こばと園4.17個分のコストが必要
◇そのためには…?
幼保連携型こども園の新設と民間の小規模保育施設での補強を提案
◆提言3 保育士等のめざすべき保育の実現
家庭支援や子どもへの新たな課題の解決に向け、専門家の知見を活用し、保育者が保育に専念できる環境を実現し、働きたくなる園をつくる。
◇そのためには…?
幼児教育アドバイザーを設置し、保育者を支援。園の魅力向上により保育士不足解消へ取り組む
◇幼児教育アドバイザーの設置
◆提言4 小規模保育施設等の設置
施設集約化とともに地域とのつながりを大切にするため、選択肢として、小規模保育施設等の設置を提案。
◇そのためには…?
小規模保育施設等を設置し、地域に根差した保育や小規模で家庭的な保育を求めるニーズ等に対応する
※小規模保育施設…2歳以下の乳幼児を対象とし、6~19人までを定員とする保育所
■つどいのひろば『ぽけっと』で“ちょこっと預かり”がスタート!
ご自身の通院や美容院などお子さんを連れて行きにくい用事のときや、お子さんと少し離れて心身のリフレッシュをしたいとき等にご利用ください。
対象:町内在住の6か月~2歳児の未就園児
場所:つどいのひろば『ぽけっと』(日野町河原1-1)【電話】0748-53-2524
利用日時:月~金曜日(『ぽけっと』開所日)9時30分~15時30分の間の2時間以内
※利用回数は制限があります。
※対象者の方には「利用カード」をお渡ししています。
利用方法:事前登録が必要です。つどいのひろば『ぽけっと』へお子さんと一緒に登録にお越しください。登録後の予約は、お電話でも可能です。利用日の1か月前から前日まで予約できます。
※詳細は、子ども支援課または『ぽけっと』にお問い合わせください。
■町内で開催しているさまざまな「遊びのひろば」にお出かけしてスタンプラリーで景品ゲット!
◇スタンプの集め方
(1)“まちのコイン”アプリをインストール。
(2)「遊びのひろば」にお子さんと遊びに行って、2次元コードを読み取るとスタンプがもらえます。
(3)各シーズン内に3個以上スタンプを集めると、つどいのひろば『ぽけっと』で子育て用品等をプレゼント!
◇各シーズン
春 4月~6月
夏 7月~9月
秋 10月~12月
冬 1月~3月
問い合わせ先:子ども支援課 子ども支援担当
【電話】0748-52-6583
<この記事についてアンケートにご協力ください。>