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【特集】広げよう食育の環(2)

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滋賀県東近江市

■心も体も元気に!食育レシピ
▽野菜たっぷり!減塩みそ汁
・材料(2人分)
豚肉…40g
油揚げ…10g
大根…60g
人参…20g
さつまいも…60g
まいたけ…50g
青ねぎ…10g
だし汁…300ml
減塩みそ…14g
・POINT
野菜は旬のものや好みに合わせてOK!この味噌汁で、野菜100g食べられます。
味噌は、減塩のものを使うと、塩分量を減らすことができます。

(1)大根、人参、さつまいもはいちょう切り、油揚げは短冊に切る。まいたけは石づきを切り落として食べやすい大きさに分ける。
(2)鍋にだし汁と(1)を入れ火にかける。
・POINT
だしは、市販のだしの素でOK!だしの素には、塩分が含まれていることが多いので、成分表示で確認しましょう。
(3)煮立ってきたら豚肉を加えて、アクをすくい、蓋をして煮る。
(4)青ねぎは小口切りにする。
(5)(3)にみそを溶き入れる。ひと煮立ちしたら器に盛り、青ねぎをちらす。
・POINT
野菜いっぱいの具だくさんにして、汁の量を減らすようにしましょう。

■食育andレシピ動画を公開しています
学校給食センターでは、食育活動の一つとして、食育動画を作成しています。動画をとおして子ども達に食の大切さを知ってもらい、健康で元気な身体を作ってほしいと考えています。
レシピ動画を掲載していますので、親子で一緒に作ってみましょう。

■一緒に「食べる」大切さ
▽共食とは
共食とは、一人で食べるのではなく、家族や友人、職場の人や地域の人など、「誰かと共に食事をすること」です。
食のマナーや一緒に食事をすることの楽しさについて学ぶのが、家庭の食卓です。また、楽しい食の記憶を持った子どもは、大人になっても食の質を高く保てるというデータもあります。
大人にとっても、会話を交えながらの食事はお互いの理解が深まる場となり、心の豊かさにもつながります。ワーク・ライフ・バランスを見直し、家族または仲間・友人と共に楽しく食事をするように心がけましょう。

▽一緒に食べるとこんなにイイコト
1.共食は、自分が健康だと感じていることと関係しています
小学生を対象とした研究では、朝の疲労感や体の不調がなく、健康に関する自己評価が高いことが報告されています。
また、成人や高齢者を対象とした研究では、ストレスが少なく、自分が健康だと感じている人が多くなる傾向があります。

2.共食は、健康な食生活と関係しています
野菜や果物といった健康的な食品の摂取が多く、インスタント食品やファストフード、清涼飲料水の摂取が少ない傾向があります。

3.共食は、規則正しい食生活と関係しています
乳幼児は、食事や間食の時間が規則正しくなり、小学生から高齢者までの調査では、朝食をきちんと食べる習慣がつきやすいことがわかりました。

4.共食は、生活リズムと関係しています
共食をすることで、早寝早起きにつながったり、睡眠時間が長くなったり、生活リズムが整います。

■「食べる」ことで生きる力をつける
私たちの生活には、食事を欠かすことはできません。食事は、生涯にわたって大切な心と身体を育みます。
食べたものは、消化・吸収され、私たちの身体を作っています。1日三度の食事を規則的に食べることは、健康的な生活リズムにつながります。朝ご飯や夕ご飯の時間、夜食や就寝時間など自分の生活を振り返ってみましょう。
人は、食事を通して、食べることの大切さやマナーなど食習慣の基礎や規則正しい生活リズムを身に付けていきます。特に子どもの食べる力を育てる上では、食生活の大部分を占める家庭での食事が重要です。
子どもの頃は食べる意欲と健康について考え、自分に合った「食」を選択できる力を身に付けていくことが大切です。大人は「食」を選択し自己管理できる力を身に付け、生活習慣病を予防することが大切です。
「食べる」ことは、生涯を通して私たちの生きる力につながっています。身近にできることから取り組んでみましょう。

問合せ:健康推進課
【IP電話】050-5801-5646【FAX】0748-24-5646

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