■1/26 生まれ変わった記念館でアーティストが制作活動
昨年10月に展示施設からアーティストの制作活動の拠点として生まれ変わった「野口謙蔵記念館」。地域交流の中で創作活動を行う事業「アーティスト・イン・レジデンス」に参加する作家を募集した結果、クレヨンを使った作品制作を行う守山市の画家、園田源二郎さんが、3月24日まで同館で活動されています。
園田さんは、「美術館で野口謙蔵の作品を見たことがあり、また、同館にも来館したことがある中でこの事業を募集していることを知り、良い雰囲気の館で創作してみたい」という気持ちから応募されました。
3月9日から同館では、約2カ月の滞在中に制作した作品を展示されます。
■2/4 レトロな校舎で春の始まり 立春マルシェ
北菩提寺町にある旧湖東歴史民俗資料館で4日、飲食やワークショップが楽しめる「立春マルシェ」が開かれ、たくさんの家族連れでにぎわいました。
このマルシェは、東近江市商工会「女性のための創業塾」修了生の皆さんが企画。歴史の重みを感じさせる長い板張りの廊下には、お菓子やカフェ、美容体験などさまざまな出店が並びました。他にも、野口謙蔵記念館で活動する園田源二郎さんの工作ワークショップや移動動物園など、大人から子どもまでのんびりとした時間を過ごしました。
五個荘三俣町から初めて訪れた杉澤安紀さんは、「こうしたイベントが開催されたおかげで、このレトロですばらしい資料館を知ることができて良かったです。おいしい食べ物がたくさんあって娘も喜んでいます」と親子で購入したお菓子を食べながら、笑顔を見せてくれました。
■2/1 横断歩道を渡る前に「右、左、右」を確認 赤鬼と一緒に交通ルール
延命こども園の5歳児38人が、節分にちなんで赤鬼と一緒に交通ルールを学びました。
園児らは、園内で模擬信号機や横断歩道マットを使って交通ルールを学んだ後、本町商店街の精肉店を歩いて訪問し、交通安全啓発のグッズを手渡しました。その後八日市駅までをパトロールしながら、横断歩道の渡り方や歩行者の右側通行など赤鬼と学んだ交通ルールを実践しました。
交通安全啓発グッズを受け取った精肉店の平岩祥さんは、「駐車場など車が多いところは特に気をつけてね」と伝えていました。参加した柚木希彩さんは、「右、左、右を見て横断歩道を渡るのが楽しかった。家でもちゃんとできます」と自信に満ちた様子で話してくれました。
■2/10 春の訪れを感じる 商家に伝わるひな人形めぐり開催中
近江商人の商家に受け継がれてきたひな人形などを紹介する「商家に伝わるひな人形めぐり」が、今月17日まで重要伝統的建造物群保存地区選定25周年を迎えた五個荘金堂町を中心に9会場で開催されています。
各施設では、約160年前の御殿飾りなど伝統的なひな人形や、五個荘地区に工房を構える雛匠東之湖さんが制作する現代の創作雛など約100点のひな人形が展示されています。
今回初参加のマーチャントミュージアム教林坊別院では、高さ約60センチメートルの大きなひな人形が、来訪者を驚かせていました。
夫婦で訪れていた上田隆さん、保子さん(寝屋川市)は、「東之湖さんの清湖雛物語はセットで作るものだと思っていたが、一つずつ作っていることにびっくりした。色味がきれいで目をひきました」と華やかなひな人形に春を感じていました。
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