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はぐくみ通信 かむ力を育てよう!

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滋賀県栗東市

子どもの「かむ力」について考えたことはありますか?
赤ちゃんは、生まれてすぐに母乳やミルクを飲みます。この「飲む」動作は、生まれ持ったもので、教えなくても飲むことができます。
離乳食が始まると初期・中期・後期・完了期と段階が進み、さらに幼児食、大人と同じ食事、と進んでいきます。離乳食を始めてから大人の食事に近づくにつれて、徐々に食べ物は大きく、硬くなっていきます。
食べるための「かむ」動作は、練習しないと身につきません。
子どもの発達には、少しの刺激でも多くのことを効率よく学ぶことができる時期『敏感期(臨界期)』がある、という考え方があります。咀しゃく機能では、1歳半~2歳ごろがその時期にあたり、それまでに形のあるものを食べる経験をさせると、「かむ力」を効率よく育てることができるといわれています。
形のある食べ物を歯ぐきでかみ潰しながら食べることは、あごの成長を促すほか、味覚や食感の発達にもつながります。
こうして適切な時期に適切な経験をさせてあげることで、子どもの発達を促す力になります。
形や水分量などを変えてみながら、「かむ力」が身についていくのを見守りましょう。
なかなか食べられない、子どもに合った進め方を知りたい、食事について悩んでいる…という人は、気軽にこども家庭センター母子保健係に相談してください。一緒に成長を見守っていきましょう。
参考:日本咀嚼学会雑誌Vol.1二木武著「咀嚼と小児の健康」

問合せ:こども家庭センター母子保健係
【電話】558-8670【FAX】554-6101

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