赤ちゃんの頃の身近な大人とのかかわりは、人間関係づくりの土台になります。笑顔で語りかけ、ふれあうことで“自分は大切にされている”という気持ちが育まれ安心感を持つことができるようになってきます。その安心感が土台となり、徐々に周りの人とのかかわりも楽しめるようになってきます。自我が芽生えると、「(自分で)したい!」「(今は)やりたくない!」「抱っこして!」など自分の気持ちを表現するようになります。時にはいろいろな子どもの思いを受け止めきれず、子どもとうまくかかわることができないことに悩んでしまうこともあります。親が忙しくしているときに「(自分で服が)着たい!」「絵本を読んでほしい!」と言ったときは、例えば「シャツは自分でやってみる?ズボンは一緒にやってみようか?」と簡単な提案をしたり、「絵本見たかったんだね」など共感したりすることで、気持ちの切り替えができることもあります。“気持ちを受けとめてもらえる存在が身近にいる”ということが、子どもにとっての心の安定につながります。
日々の育児は大変ですが、いろいろな悩みは親子にとって大切な経験です。子どもにとって身近な大人の心の安定も大切です。困っていることは一人で抱え込まず、児童館で一緒に子育てについてお話しませんか。いつでも遊びに来てください。
問合せ:地域子育て包括支援センター
【電話】551-2370【FAX】551-2330
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