開催期間:4月10日(水)まで
会場:なごやかセンター集会室前ロビー
毎年4月2日は国連が定める「世界自閉症啓発デー」です。日本では、4月2日から8日までの期間を『発達障がい啓発週間』と位置づけ、全世界の人々に向けて、自閉症への理解を深める取り組みが行われています。
本市では令和2年度より、自閉症をはじめとする発達障がいを知る機会として作品展を開催しています。
絵画、作品をとおして「好きな物への探求心」「唯一無二の着眼点」「研ぎ澄まされた豊かな感性」など、とびっきりの世界をご覧ください。
図書館では、発達障がい関連の図書も展示しています。(展示期間…4月12日(金)まで)
■発達障がいとは…
発達障がいは生まれつきのもので、本人の性格や努力、保護者の子育ての仕方は関係ありません。
発達の特性が正しく理解されず、誤解され、不適切な関わりや非難ばかりを受けると、本人が不適応を起こし、周囲とのトラブルへと発展し、互いに傷つき、相容れなくなります。大切なのは、発達の特性が周囲に理解され、尊重される事です。その人の持つ力が発揮されるために、どのような環境を作っていくのか、関わる人とともに考える事が望まれます。
自分自身や身近な人たちの得意な面、良い面を認め合い、不得意な面を支え補うことで、誰もが生き生きと暮らせるように繋がります。
■こだわり
発達障がいの一つに自閉症スペクトラムがあります。その特性の一つとして「こだわり」があげられます。
人間は誰しも、好きな物や人に注目しやすく、日常生活をスムーズに送るためのルーティンを持っています。成長とともに、さまざまな経験をとおして、物事の捉え方が広がったり、臨機応変に対応できるようになったりしますが、自閉症スペクトラムの人は、特定の物や行動に対する強い探求心を持っていたり、その一方でイレギュラーな事に不安を感じやすかったりします。いつもどおり、予測どおりに物事が進む事で、見通しが持てたり、納得できたりすると、気持ちの安定や実力の発揮につながります。
問合せ:発達支援課発達支援係
【電話】554-6152【FAX】554-6153
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