新型コロナウイルス感染症拡大防止などの影響により実施を見送っていた広島平和記念事業を、今年度再開することができました。8月5日、6日の2日間、市内小学6年生15人が広島平和記念式典などに参列し、原子爆弾の恐ろしさや平和の尊さを学びました。参加児童が平和への願いを込めた感想文(抜粋)を一部紹介します。
■核兵器や戦争のことを知るだけでなく、ほかの人との違いを認め合い、みんなで協力しないと平和は訪れないと気づかされました。安心して暮らせる日常に感謝し、大切な家族、友達を傷つけないことは平和な世界を作るために一番必要で今すぐにできることでもあります。
■今までは遠い昔の話だと思っていましたが、「もし今いきなり原爆が落ちてきて家族が死んでしまったら自分はどうやって生きていけばいいんだろう」と、原爆による被害を自分のこととして考えるようになりました。原子爆弾や核兵器がない平和な社会を実現させるためにはどうすればよいか、常に考え続けていきたいです。
■平和記念式典で戦争の恐ろしさを改めて感じました。尊い命が奪われるだけでいったい誰が得をするのでしょうか。世界に平和が訪れることを願っていますが、願っているだけでは平和は訪れません。一人でも多くの方に広島で起こった原爆のことを伝えたいと思います。
問合せ:総務課
【電話】69-2120【FAX】63-4086
<この記事についてアンケートにご協力ください。>