豊かな森林を活かし続けるために森林環境税・森林環境譲与税

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森林は、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の吸収や土砂崩れの防止および水資源の貯留、水質の浄化など、私たちの暮らしを支えるさまざまな機能を持っていますが、林業の採算性の低下、所有者や境界が不明な森林の顕在化、担い手の不足などで手入れが行き届かない森林が増えています。
そこで、令和元年度から間伐等の森林整備や人材育成・担い手確保、木材利用の促進や普及啓発等の財源とするため国から市町村へ『森林環境譲与税』の譲与が始まりました。そして令和6年度からは、森林環境譲与税の財源となる『森林環境税』の課税(国税)が始まります。

■森林環境税の課税の仕組み
皆さんから納めていただいた「森林環境税」は国によって「森林環境譲与税」として都道府県・市町村に配分されます。
納税義務者：賦課期日(1月1日)現在、日本国内に住所を有する個人
※条件により森林環境税の課税対象外となる場合があります。詳しくは市ホームページをご確認ください。
税額：年額1,000円
※平成26年度から東日本大震災からの復興に係る特例により、市県民税均等割に復興特別税として1,000円が加算されていましたが、令和5年度に終了するため、令和6年度以降もこれまでと変更なく、均等割として納めていただく税額は、年額5,800円となります。

■森林環境譲与税を活用した甲賀市の取り組み
森林面積が約7割を占める本市では、森林環境譲与税を活用し、間伐などの森林整備や里山保全、境界明確化、林道の維持管理などに取り組んでいます。
また、公共施設の木造・木質化による木材利用の促進に加えて、こどもから大人までを対象に『木育』を推進しており、新生児への誕生祝い品として、甲賀ヒノキで制作した『木のおもちゃ』をプレゼントしています。
詳しくは市ホームページをご確認ください。

問合せ：
・森林環境税について
税務課市民税係【電話】69-2128【FAX】63-4574
・森林環境譲与税について
林業振興課【電話】69-2197【FAX】63-4592