けがや病気の中には、少しの注意や心掛けで防げるものがあります。救急車を呼ばず、元気に冬を乗り越えるために、冬に起こりやすいけがと病気の原因や予防法を紹介します。
けがで多いのが、積雪で滑って転倒してしまうことです。昨冬には、大雪の影響で転倒する人の救急要請が数多くあり、救急車がすぐに向かえない状態となりました。積雪や路面が凍っている場合の外出時は滑りにくい靴を履き、余裕を持った行動を心掛けましょう。病気では「ヒートショック」と呼ばれる症状があります。これは、お風呂に入るときなど、寒暖差の影響で血圧が変動し、身体に負担が掛かって倒れてしまう状態のことです。寒い日にお風呂に入るときは、脱衣所や浴室内を暖房器具やシャワーなどで暖めてから入るようにすると、予防できることが多いです。
今回紹介した以外のけがや病気も予防できることがありますので、湖南広域行政組合のホームページで掲載している「予防救急のすすめ」で、さまざまな知識を身に付けましょう。また、医療機関を受診したくても、診療中の医療機関が分からない場合は「医療ネット滋賀」で医療機関の情報を調べることができるので、活用してください。
問合せ:
・危機管理課(1階)
【電話】561-2325
【FAX】561-6852
・湖南広域消防局
[西消防署(上笠町)]
【電話】568-0119
【FAX】568-2119
[南消防署(野路九)]
【電話】564-4951
【FAX】564-0613
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