■年金生活者支援給付金制度について
年金生活者支援給付金は、公的年金等の収入やその他の所得額が一定基準額以下の、年金受給者の生活を支援するために、年金に上乗せして支給されるものです。
▽老齢基礎年金を受給している方
以下の要件をすべて満たしている必要があります
・65歳以上である
・同一世帯の全員が市町村民税非課税である
・前年の公的年金等の収入金額とその他の所得との合計額が878,900円以下である
▽障害基礎年金・遺族基礎年金を受給している方
以下の要件を満たしている必要があります
・前年の所得額が約4,721,000円以下である
年金生活者支援給付金の受け取りには請求書の提出が必要です。ご案内や事務手続きは、日本年金機構(年金事務所)が実施します。ご請求でお困りになったときには、お近くの年金事務所または専用ダイヤルにお電話ください。
問い合わせ:給付金専用ダイヤル
【電話】0570-05-4092(ナビダイヤル)
■3月は自殺対策強化月間です
▼大切な人の「いのち」を支えるために、あなたにできることがあります
自殺統計(警察庁)による滋賀県の自殺者数は、令和元年より減少傾向にありましたが、令和4年に増加しました。性別でみると男性の自殺者数は、女性の自殺者数の2倍で推移しています。
自殺に至った多くの人は、様々な悩みが原因で心理的に追い詰められた結果、自殺の直前には抑うつ状態やうつ病、アルコール依存症などの精神疾患を発症しているなど、正常な判断を行うことができない状態となっていることが明らかになっています。
また、自殺の背景には、精神保健上の問題だけではなく、過労、生活困窮、育児や介護疲れ、進路や親子問題、いじめ、孤立などの様々な社会的要因があり、「個人の問題」から「社会の問題」として認識されるようになりました。自殺は誰にでも起こり得ることであり、一人一人が身近な問題として考えていく必要性があります。
厚生労働省では、相談窓口等の情報をわかりやすくまとめたウェブサイト「まもろうよこころ」を公開するとともに、一人でも多くの方に必要とする支援をつなげられるように、生きづらさを感じている方々へのメッセージを発信しています。
▽滋賀県の自殺者数の推移(警察庁自殺統計より)
■主なこころの相談窓口一覧
もしあなたが先の見えない不安や、生きづらさを感じるなどの様々なこころの悩みを抱えていたら、その悩みを相談してみませんか。電話では相談しづらい方には、LINEなどのSNSでも相談できます。
▼電話相談
▽#いのちSOS(NPO法人自殺対策支援センターライフリンク)
専門の相談員が、必要な支援策などについて一緒に考えます。
【電話】0120-061-338
▽よりそいホットライン(一般社団法人社会的包摂サポートセンター)
どんなひとの、どんな悩みにもよりそって、一緒に解決できる方法を探します。
・暮らしの悩みごと・悩みを聞いて欲しい方
・DV・性暴力などの相談をしたい方・外国語による相談をしたい方など
【電話】0120-279-338
24時間対応
▽いのちの電話(一般社団法人日本いのちの電話連盟)
【電話】0120-783-556
【電話】0570-783-556
ナビダイヤル(受付センターに順次おつなぎします)
▽チャイルドライン(NPO法人チャイルドライン支援センター)
18歳までの子どもがかける電話です。
チャットでの相談も受け付けています。
【電話】0120-99-7777
▽こころの健康相談統一ダイヤル(地方自治体の窓口)
電話をかけた所在地の都道府県・政令指定都市が実施している「こころの健康電話相談」等の公的な相談機関に接続します。滋賀県は県立精神保健福祉センターにつながります。
月~金 10時00分~12時00分、13時00分~22時00分(祝日・年末年始を除く)
※21時00分~22時00分は民間団体が対応します。
【電話】0570-064-556
▼地域の相談窓口
▽支援情報検索サイト
どこに相談したらいいかわからない時は支援情報検索サイトにて地域別、方法別、悩み別に相談窓口を検索することができます。
▼SNS相談窓口
▽NPO法人自殺対策支援センターライフリンク
「生きづらびっと」では、SNSやチャットによる自殺防止相談を行い、必要に応じて電話や対面による支援や居場所活動等へのつなぎも行います。
▽NPO法人東京メンタルヘルス・スクエア
「こころのほっとチャット」では主要SNS(LINE、Facebook)およびウェブチャットから、年齢・性別を問わず相談に応じています。
▽NPO法人あなたのいばしょ
年齢や性別を問わず、誰でも無料・匿名で利用できるチャット相談窓口です。(24時間365日)
▽NPO法人BONDプロジェクト
10代20代の女性ためのLINE相談を実施しています。
※二次元コードは本紙参照
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