■芸術の秋!触の祭典「ユニバーサル・ミュージアムさわる!めぐる物語」開催中
渥美勉リポーター
ボーダレス・アートミュージアムNO-MAで、作品を「さわる」ことを軸にした展覧会が、12月17日まで開催されています。作品は「みる」ものというイメージが強いですが、この展覧会では視覚や聴覚に障がいのある人の作品に「さわる」ことを通じて、「現代はみることが中心になり、みるだけで分かった気になっているのではないか?」と問いかけています。文字通り、手探りで作品を鑑賞することで「みる」だけでは気づかなかった、感覚の多様性やその面白さを感じることができました。
市内では、同時期にさまざまな展覧会が開催され「アートでつなぐスタンプラリー」も開催中です。詳しくは、
【URL】https://megururi.jp/pickup/153/をご覧ください。
■天正祭「笑顔満祭~すべて越えて届け~」
馬場利男リポーター
安土中学校(校長・楠本茂樹)の天正祭(文化祭)が9月8日に開催されました。1年生はモザイクアート、2年生はステンドグラス、3年生は全員で「ブラッシュアップ・スクールライフ」と題された学年劇に取り組みました。主人公が中学校生活での2つの後悔(コロナ禍で部活動ができなかったこと・いじめを見て見ぬふりをしてしまったこと)を、魔法使いの力を借りて中学校生活をやり直し、仲間との協力や勇気で解決していくという内容です。各学年の取り組みの他には、教科や部活動での展示や発表も行われました。
全校生徒が一堂に会しての天正祭がコロナ禍で長らく開催できていなかったので、今年度の天正祭は一体感みなぎる笑顔と感動あふれる、まさに「笑顔満祭」になりました。
■育てたい「自分って、すごいんや!」
東恵子リポーター
「ヤング奨励賞を受賞したよ!」と話してくれたのは、「障害青年サポートセンター近江八幡スクールなかま」に通う一人。書道の福角窓月(ふくすみそうげつ)先生に古代象形文字を学んで市展に出品し、評価を受けました。
10月9日、「スクールなかま」の6人の講師が、これまでの活動を報告する「第1回実践報告研修会」を男女共同参画センターで開き、31人が参加しました。江戸時代に民画として広まった大津絵を教える佐藤実真(みつまさ)先生は、郷土の歴史と、描くコツを少しずつ理解してくれた様子を報告しました。あいとうふくしモールでおにぎりを作っている中屋智子先生は、おにぎり作りをきっかけに、生産者の思いを知ってもらい、ゼミ生に「おいしい・うれしい・楽しい」を感じてほしいと話していました。本人らしい自己肯定感や、仲間との協力、相手への気づかいができる人を育てたいと、次年度に向けスタッフは張り切っていました。
■そこの君、一緒にうみをつくるかい?
松村美沙枝リポーター
9月17日、休暇村近江八幡で「そこの君、一緒にうみをつくるかい?」が開催されました。主催は海をつくる会withシガリアン。海をつくる会は、全国規模で毎週各地の海底ゴミ、湖底ゴミ拾いをしているダイバー集団で、名古屋支部は琵琶湖でも定期的に湖底ゴミ拾いをしています。
この日も参加者全員で湖岸ゴミ拾いや、ダイバーによる湖底ゴミ拾いなど、子どもから大人まで楽しく環境保全について考える場として、終始盛り上がりを見せていました。
メンバーも随時募集しているそうです。
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