■〔6月7日〕持続可能な観光まちづくりに向け新しい地域おこし協力隊員が着任
平成31年に渡豪し、シドニーで在留日本人向けの地域情報誌の編集者として勤務していた、茨城県出身の石神惠美子さん。コロナ禍によって帰国後、令和3年からの2年間、佐賀県で地域おこし協力隊として移住者の生活サポートに従事していました。
本市ではこれまでの経験を生かし、市や観光関係団体と連携しながら地域情報を発信するコミュニティーづくりや「食・農・工芸・リトリート」をキーワードに、グリーンツーリズムの仕組みづくりに向けた調査や企画立案などに取り組みます。石神さんは「近江八幡をもっと知り、市外の人に近江八幡の魅力が伝わるような情報発信コミュニティーを作っていきたい」と抱負を話していました。
■〔5月19日〕異国の料理で笑顔の交流
料理を通してミャンマー文化に興味を持ってもらおうと、県立男女共同参画センターで「多文化まるごと講座」ミャンマー料理教室が開催され、8組15人が参加しました。
参加者たちは、4つの調理台に分かれ、ミャンマー出身の講師・ミミトゥンさんの指導のもと、タケノコや豚肉などをスープ仕立てにした郷土料理「ミィツワターチェッ」とココナッツゼリーの「オンノチャウチョウ」の2品を調理。保護者が見守るなか、子どもたちは食材をカットしたり、お互いの料理を味見しながら味を調えたりして、料理作りは順調に進み、香ばしい匂いとともに完成。参加者たちはおいしそうに食べながら、交流を楽しんでいました。
■〔5月31日~6月9日〕初夏の訪れに鮮やかな花第24回むしゃりんどう展示会
武佐地域で発見されたのが花の名前の由来といわれ、「近江八幡市の初夏の花」として選定されている「むしゃりんどう」。地元でむしゃりんどうの栽培活動に取り組む「むしゃりんどう保存会」によって、大切に育てられた400鉢余りが、武佐コミュニティセンターをメイン会場に学区内の7か所で展示されました。
6月4日には、武佐こども園の5歳児24人と4歳児24人が武佐コミュニティセンターを訪れ、4月に同保存会のメンバーとともにプランターに植えたものや棚に並ぶ花を見つけると、「たくさん咲いてて、きれい」などと声を上げながら棚に駆け寄って、花を眺めたり匂いをかいだりしていました。
■〔6月8日〕地域と共に歩み続けて10周年
平成26年に竣工され10周年を迎えた老蘇コミュニティセンターで「ふれあいコンサートand老蘇コミセン10周年を祝っちゃおう!」が老蘇まちづくり協議会主催で開かれ、多くの親子連れが訪れました。
人権コンサートや能の話、まち協バンドの演奏などが行われたほか、「ジャンボ老蘇カルタ」や「コミセンそうだったのかクイズ!」といったみんなが楽しめる催しで、会場はにぎわっていました。能の話では、能楽師観世流シテ方準職分の吉田篤史さんから、能の歴史や仕舞(しまい)、謡(うたい)の楽しみ方などが話され、最後は観客とともに「高砂(たかさご)」の謡を披露しました。
※「吉田篤史さん」の「吉」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。
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