地震による塀の倒壊死亡事故を受け、ブロック塀などの安全対策が求められています。
安全確保のため、必ず二つの注意点を実行してください。
■注意点
(1)確認表を用いて安全点検を行う
(2)不適合が確認されたら、通行者へ注意表示と、撤去または改修を実施する
■ブロック塀のチェックリスト
1.塀は高すぎないか
・塀の高さは地盤から2.2m以下か
2.塀の厚さは十分か
・塀の厚さは10cm以上か(塀の高さが2m超2.2m以下の場合は15cm以上)
3.控え壁はあるか(塀の高さが1.2m超の場合)
・塀の長さ3.4m以下ごとに、塀の高さの1/5以上突出した控え壁があるか
4.基礎があるか
・コンクリートの基礎があるか
5.塀は健全か
・塀に傾き、ひび割れはないか
6.塀に鉄筋は入っているか
・塀の中に直径9mm以上の鉄筋が、縦横とも80cm間隔以下で配筋されており、縦筋は壁頂部および基礎の横筋に、横筋は縦筋にそれぞれかぎ掛けされているか
・基礎の根入れ深さは30cm以上か(塀の高さが1.2m超の場合)
▽専門家に相談しましょう
基礎の根入れ深さは20cm以上か
■町の補助金最大20万円
まず、外観で1~5の項目を点検し、ひとつでも不適合があれば死亡事故を起こす危険があります。改善または、専門家に相談しましょう。
また、町では撤去または改修に必要な費用の補助制度を設けていますのでお問い合わせください。
■組積造(れんが造、石造、鉄筋のないブロック造)の塀の場合
1.塀の高さは地盤から1.2m以下か
2.塀の厚さは十分か
3.塀の長さ4m以下ごとに、塀の厚さの1.5倍以上突出した控え壁があるか
4.基礎があるか
5.塀に傾き、ひび割れはないか
▽専門家に相談しましょう
基礎の根入れ深さは20cm以上か
問い合わせ:建設課
【電話】45-7221
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