骨粗しょう症とは骨の強度が弱まり骨折しやすくなった状態のことで、ぶつけたり転んだりしただけで骨折してしまいます。
■主な原因
女性ホルモンの欠如、加齢、運動不足、喫煙、過度なダイエット、偏食、アルコール摂取、食生活の乱れなど
■骨折が起きやすい部分
肩の付け根:転倒時に肩を床や壁にぶつけたとき
背中:尻もちや中腰で重いものを持ち上げようとしたとき
太ももの付け根:転倒や転落したとき
手首:転倒して手をついたとき
■予防法
・バランスの良い食生活
1日3食、特に予防に大切な栄養素(カルシウム、ビタミンD、K、B群、たんぱく質など)を積極的に摂取しましょう。
・適度な運動
自分の体力を見極めながら、ウォーキングや片足立ちなどを行いましょう。
・日光浴
日の光を浴びると、ビタミンDが生成されます。
天気のいい日は屋外にでましょう。(30分~1時間程度)
・貧血予防
▽大切な栄養素を摂るために必要な食べ物
カルシウム:乳製品、小魚、小松菜、干しエビなど
ビタミンD:鮭、サンマ、卵、シイタケなど
ビタミンK:豚肉、サバ、ごま、玄米など
ビタミンB群:納豆、ほうれん草、ブロッコリー、ニラなど
タンパク質:肉、魚、納豆、卵など
■定期的な検査および治療
町の健康診断や整形外科等で定期的に骨粗しょう症の検査を受け、骨密度が低下している人は治療しましょう。
問い合わせ:地域包括支援センター
【電話】45-7231
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