■転倒事故に注意しましょう!
家の中や家の周りで、つまずいたり滑ったりして転びそうになったことはありませんか?転倒事故の約半数が住み慣れた自宅で発生しています。年を重ねるにつれて転びやすくなり、「骨折」などのけがをしやすくなり、骨折がきっかけで寝たきりになってしまうこともあります。令和元年度国民生活基礎調査(厚生労働省)によれば、高齢者の介護が必要となった主な原因は、「骨折・転倒」が12.5%を占め、4番目の多さです。上天草市でも同様に介護の原因に占める「転倒・骨折」の割合は大きく、後期高齢者の入院医療費も「骨折」が1位です。
▽転倒予防のための注意点
・個人に合った適度な運動を続け、体の機能の低下を防ぎましょう。
・浴室や脱衣所には、滑り止めマットを敷きましょう。
・寝起きや夜間のトイレなどで、ベッドから起き上がるときや体勢を変えるときは慎重にしましょう。
・段差のあるところや階段、玄関には、手すりや滑り止めを設置しましょう。
・電源コードが通り道に来ないように、電気製品を置きましょう。
転倒の原因の1つの加齢を止めることはできませんが、生活を工夫することで転倒を防ぎ、その後の骨折や骨折から引き起こされる寝たきり・要介護の状態を防ぐことができます。転倒予防を意識した行動、環境づくりをしていきましょう。
問い合わせ先:高齢者ふれあい課地域包括支援係
【電話】0969-28-3378
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