■6月は食育月間 おやつの上手な選び方
子どもにとって、おやつは楽しみの1つですが、食事で不足しがちな栄養を補う役目もあります。特に幼児期(1歳~就学前)は内臓が小さく、消化機能が未熟であるため、3回の食事で十分な栄養量を満たすのは困難です。食事と同じように栄養のバランスを考えて、おやつを選びましょう。
▽おやつの回数と時間は?
生活リズムに合わせて上手に取り入れ、食事時間から2~3時間空けるようにしましょう。
〔目安として〕
・1~2歳 午前1回と午後1回
・3歳以上 午後1回程度
▽ちょうどいい量は?
おやつの適正量は、子どもの年齢、体格、食欲、遊び方、健康状態によって左右されます。
〔年齢で見ると〕
・1~2歳 約100~150kcal
・3歳以上 約150~200kcal
例えば、牛乳150ml(100kcal)を飲む場合は、残りを他のおやつからとるようにします。
▽注意
・糖分のとり過ぎに気を付けましょう!
おやつに含まれる糖分の1日の目安は約20gです。
・脂肪や塩分のとり過ぎに気を付けましょう!
食べ物の味が分かりにくくなり、生活習慣病の素因をつくります。
・食べるときのルールを決めましょう!
「おやつの後は口をゆすぐ」「みだりに買い食いをしない」など、家庭ルールを守りましょう。
▽おすすめのおやつ
・乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)
・ビタミンやミネラルの多い食品(季節の果物、野菜スティック、ふかし芋など)
・野菜(かぼちゃ、人参、ほうれん草など)を使ったおやつ
・糖分の含まれていない水やお茶など、水分を補給できるもの
▽POINT 小・中学生のおやつ
放課後に運動系の習い事で練習がある場合、間食がないとスタミナ切れを起こしたり、集中力がなくなったりします。それが続くと、貧血や疲労骨折など怪我につながりやすいので、果汁100%ジュースや果物など、練習前に補食を摂ると良いでしょう。
逆に、帰宅してからテレビやゲームに夢中だと、使うエネルギーが少ないので、おやつの摂り過ぎになり、肥満のリスクが高まります。その場合は、普段の食事で不足しがちな芋類や果物などを取り入れ、おやつの頻度を極力少なくすることで、肥満の予防につなげましょう。
問い合わせ先:健康づくり推進課健康増進係
【電話】0969-28-3356
■歯周病検診のお知らせ
20歳・30歳も受診できるようになりました!
対象者:今年度20歳、30歳、40歳、50歳、60歳、70歳に達する人
受診期間:令和7年3月31日まで
自己負担額:400円
歯周病は初期症状がほとんどなく、気付いたときには進行していることが多く、歯の喪失をもたらす主な原因となっています。
対象者には、通知書および問診票を6月上旬に送付しています。
この機会に検診を受けて、歯とお口の健康づくりに役立てましょう。
問い合わせ先:健康づくり推進課健康増進係
【電話】0969-28-3356
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