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月刊市長室 Now(なう)!

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熊本県上天草市

■「日向灘地震」の発生を受けて
8月8日(木)の16時43分頃に日向灘を震源とするマグニチュード7・1の地震が発生しました。県内では25市区町村で震度4を観測し、本市でも震度3の揺れを観測しました。
また、今回の地震発生に伴って、南海トラフ地震の想定震源域では、大規模地震が発生する可能性が高まっていると考えられたことから、運用開始以来初めてとなる「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されました。この呼びかけは、8月15日(木)の17時をもって終了しましたが、地震発生からしばらくは、大規模な地震の発生を心配された方も多かったはずです。
皆さんは、今回、緊急地震速報が鳴ってから、すぐに身の安全を確保する行動ができましたか。
おそらく「そこまで大きな地震ではないだろう」、「誰も避難しないから自分もしなくていい」と判断して、身の安全を確保する行動をしなかった方がほとんどではなかったかと思います。
屋内にいる場合は、落下物や倒れてくる物から身を守るため、机やテーブルの下に隠れる、屋外にいる場合は、屋根瓦や割れたガラスなどの落下物に注意して、空き地や公園に移動するなど、そのときの状況に合わせた身の安全を確保する行動が必要になります。他にも、海岸の近くにいるときには、津波発生のおそれがあるため、身の安全を確保しつつ、急いで高台などの安全な場所に避難する必要があります。
いつどこで発生するか予測できないのが地震です。地震が発生したら「慌てず、落ち着いて」行動しなければなりませんが、大きな地震のときは咄嗟の判断が生死を分ける場合もあります。また、地震が発生したときに、どのような行動をするべきか、家族で話し合っておくのも大切なことだと思います。
一人ひとりの地震に備えた準備や心がけで、恐ろしい地震の被害を最小限に抑えることができます。
「天災は忘れた頃にやってくる」という言葉もありますので、皆さんにとって、あらためて地震について考えるきっかけとなれば幸いです。

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