■梅雨を前に避難行動を確認!
・みんなで避難行動を確認する日
市は、令和2年7月豪雨の教訓を踏まえ、「みんなで避難行動を確認する日」として自主避難訓練を5月26日に実施しました。
訓練では、防災行政無線や消防団の広報活動などによる情報発信を行い、小学校やコミセンなど8カ所に開設した指定避難所に231人が避難しました。町内独自で避難訓練を実施した上新町町内会では、観音寺に町内の89人中40人が避難。電話を使った伝達訓練や避難経路・避難場所の確認も行い防災意識を高めました。
■たくさんの花が道の駅を彩る
・「花ごころ」が花の苗を贈呈
道の駅人吉の景観が良くなればと、生花店「花ごころ」(球磨郡錦町)から6月6日に花の苗が寄贈されました。同店は道の駅の中にある「茶房人吉」を運営している縁で令和2年から年2回寄贈していて、今回で9回目。センニチコウやジニアなど274株が贈られました。
同店代表の吉村恭治(きょうじ)さんは「一人でも多くの笑顔を見れるよう、施設の魅力づくりに協力していきたい」と話しました。寄贈された花は同施設に植えられ、霜が降り始める秋口まで楽しむことができます。
■自分の自転車は自分で守る!
・ワイヤー錠贈呈式
自転車の盗難防止と鍵かけの習慣を身に付けてもらおうと、人吉地区防犯協会連合会が市内の中学校の新1年生271人にワイヤー錠を寄贈しました。
6月6日に市役所で贈呈式が行われ、第三中1年の上村夢羽(ゆう)さんと吉永壮太(そうた)さんが生徒を代表して出席。ワイヤー錠を受け取った吉永壮太さんは、「2重ロックを心がけ、交通ルールを守って安全に登校したい」と話しました。市民の皆さんも、自分の自転車の防犯対策を見直し、交通ルールを守って安全に自転車に乗りましょう。
■球磨焼酎の新ブランド誕生
・KUMA SPIRITS(スピリッツ) AND(アンド) BOTTLERS(ボトラーズ)
「人吉球磨を蒸留の聖地へ」を合言葉に球磨焼酎の魅力向上を目指し、流通・飲食店・酒造関係者らでつくるプロジェクトチーム「KUMA SPIRITS AND BOTTLERS」の第1弾となる商品が発表されました。
第1弾は球磨焼酎4~5種類をブレンドし人吉球磨の地下水で割ったものなど4種類。6月4日の試飲会では、報道関係者や観光関係者ら約40人が参加し、焼酎の香りや味わいを楽しみました。同商品は、地元の酒販店や海外でも販売予定です。
■熱中症ゼロを目指して
・熱中症対策アンバサダー講座
市は、大塚製薬株式会社の児玉健嗣さんを講師に迎え、5月31日に職員を対象とした「熱中症対策アンバサダー講座」を開催しました。同講座は、市職員が熱中症に対して正しい知識を持ち、対策を取れるようになることを目的に、本市と包括連携協定を結ぶ大塚製薬の協力で実施。
受講者は熱中症の症状や対処法などを学び、最後に確認テストを受験。合格した職員は、熱中症対策アンバサダーとして職場や地域などで熱中症予防の啓発などに取り組んでいきます。
■歯と口の健康をチェック!
・歯の無料検診・相談
6月4~10日の「歯と口の健康週間」に合わせ、6月8日に無料歯科検診が市保健センターで行われました。人吉市歯科医師会が毎年開催するもの。
老若男女65人が訪れ、大きく口を開けて歯科医師による検診を受診。70歳以上を対象にした飲み込む力を調べる検査と自分の歯を20本以上持つ人の表彰、子どもを対象にしたフッ素塗布やブラッシング指導もありました。同会の齋藤会長は「日頃からかかりつけの歯科を持ち、虫歯などの予防を心掛けて」と話していました。
■水道の漏水チェック!
・水道週間に伴う漏水調査
6月1~7日の水道週間に伴い、6月5日に市内の水道事業者らが漏水調査を実施しました。出発式で松岡市長は「これまでに同調査で全町内の9割が調査を終了している。おいしい水を安価で提供できるよう定期的に調査をしていきたい」とあいさつ。
調査員は、今回の調査区域の蓑野町と古仏頂町の一部に向かい、各建物の水道メーターを見て漏水がないか調査。その結果、127件中、漏水の疑いが4件ありました。調査結果は、対象住民に報告しました。
■米作りを学ぼう!
・中原小4年生によるアイガモ農法米作り
中原小の4年生54人が、6月13日にアイガモ農法の田植えを体験しました。同小では1年を通してアイガモ農法による米作りを座学や体験で学んでいます。
児童は学校支援ボランティアから苗の植え方を教えてもらい、恐る恐る水田の中へ。慣れない手つきで苗が倒れてしまうこともありましたが、1本1本丁寧に植えました。これから雑草や虫を食べてくれるアイガモを放鳥し、餌やりなどの世話や米の収穫などを通じて米作りを学んでいきます。
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