■資源物J(容器包装プラスチックなど)の処理の流れ
石坂グループに集められた資源ごみ
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袋を破る
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袋やリサイクルできないものを取り除く
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270~300kgのブロック状に梱包
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リサイクルへ
◆石坂グループ委託事業本部で聞きました
部長代理
松村 英俊(まつむら ひでとし)さん
菊池広域連合管内(合志市、菊池市、菊陽町、大津町)ではプラマークが付いている容器包装プラスチックは資源ごみJに分類されます。材質がプラスチックでも、プラマークがなければ燃えるごみに出してください。
資源物Jに一番混入が多いものはペットボトルで月に約150kg、金属や缶が約120kg混じっています。混入しているものは手作業や機械でひとつひとつ取り除き、正しい処分方法で処理していますが、非常に手間が掛かっています。
◆問い合わせが多いごみの分別・捨て方
▽ペットボトルの捨て方
(1)ラベルと蓋を取る
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分類を確認して
・プラマークがあれば資源物Jの日に出す
・マークがなければ燃やすごみの日に出す
(2)水で洗って乾かす
(3)潰して資源物Hの日に出す
※取りにくい蓋のリングはそのままで大丈夫です
▽プラスチックの分別
■ごみ出しのルール
◆収集日の午前8時30分までに出しましょう
前の日などに出すと動物に荒らされたり、他のごみが置けなくなります。
◆決められた収集所に出しましょう
収集所は“誰か”ではなく“使う人みんな”できれいに保ちましょう。
◆決められた収集日に出しましょう
市の指定袋に入れて出してください。
収集日はごみ収集予定表で確認してください。
※行政区によって収集地区が1~6に分かれています
◆袋に入れて袋の口がしばれないもの袋からはみ出るものは粗大ごみです
収集できないごみに違反ごみシールを貼ります。
正しい出し方で再度出してください。
▽粗大ごみの出し方
『ごみの分け方・出し方』冊子を確認してください。
方法(1)家まで業者に取りに来てもらう→冊子12ページ
方法(2)処分場に持ち込む→冊子14ページ
冊子はごみを50音順に検索でき、とても便利です。環境衛生課窓口でも配布しています。
■環境衛生課 鍋島 一紗(なべしま かずさ)主事
4月に環境衛生課に異動するまで、私自身、収集所に出したあとのごみについて詳しくは知りませんでした。取材を通じて処理の大変さを直接見ることで、業務上の知識としてだけでなく分別の大切さを実感しました。
ごみ収集は日常生活を送るうえで必要なものです。なくすことはできませんが、私たち一人ひとりの分別ひとつで、ごみを増やすことも減らすこともできます。
市民の皆さんに、ごみを捨てるときに「この分別は合っているかな」と考えてもらうきっかけになればと思います。
■環境美化推進員 岐部 則夫(きべ のりお)さん
以前、ラベルやキャップを外していないペットボトルが大量にごみステーションに出してありました。イラスト入りの分別方法をごみステーションに貼ったところ、違反は激減しました。わざとではなく知らずに捨ててしまっていたのではないかと思います。
私も固いプラスチック製品が燃やすごみだと知って驚いたことがあります。
ごみを捨てるときに悩んだら『ごみの分け方・出し方』を確認するようにしています。
■多言語で対応しています
日本語、英語、韓国語、ベトナム語、中国語(繁体字、簡体字)の6言語で『合志市のごみの分け方と出し方』リーフレットを作成しました。
ホームページに掲載し、窓口でも配布しています。日本語版も分かりやすくまとめていますので、ぜひご覧ください。
問合せ:環境衛生課
【電話】096-248-1202
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