ともに生きていこう「アニマルフレンズ熊本」オープン(1)

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《基本情報》
【電話】27-8115
住場所：松橋町東松崎710-4
開所時間：8：30～17：15
閉所日：土日・祝日、年末年始
見学時間：平日　10：00～12：00　13：00～15：00
休日譲渡会を月1回開催予定

アニマルフレンズ熊本の由来は、動物を友達にして、やさしさと思いやりの心を持ち、共に生きていこうという意。

▽動物愛護の拠点へ
3月1日、宇城市松橋町に熊本県動物愛護センターが開所しました。愛称は、「アニマルフレンズ熊本」。
熊本市東区にある動物愛護センターは、熊本地震のあとに被災した犬や猫が増え、プレハブ小屋を建てなければ収容できないほどの過密状態に。また、施設の老朽化や敷地面積なども問題となっていました。そして、蒲島前知事が掲げた犬猫の殺処分ゼロ。このような背景をきっかけに、松橋不知火浄水管理センター北側に県が新たな施設を整備しました。
施設は、犬約50匹、猫約80匹を収容可能。個体管理ができる譲渡室をはじめ、猫の習性などを観察できる展示室、犬猫の感染症やケガの治療、健康状態を検査できる治療室・手術室も備えられていて、獣医師が常駐しています。また、施設の見学も可能です。
今後、新しい飼い主との出会いの場、しつけの仕方や子どもたちが命の大切さを学ぶ場所として、また、動物愛護の拠点としての役割が期待されています。

■僕たちが暮らす「アニマルフレンズ熊本」を紹介するニャー
◇「アニマルフレンズ熊本」ってこんな活動をしているワン
(1)愛護啓発、教育
飼い主へのしつけ方教室や子どもたちへの命の教育を行うことで、県民へ動物を最後まで責任を持って飼うことの大切さを啓発します。
(2)愛護活動
動物愛護団体などと協働で、動物愛護の推進を行います。また、地域猫活動の取り組みや犬猫の相談を受け付けています。
(3)譲渡活動
保護した犬猫にしつけやトレーニングなどを行って、人に慣れさせ、新しい飼い主が見つかるよう譲渡を推進しています。
(4)動物保護
保護した犬猫を適正に管理し、飼育。災害などが起きたときは、動物の避難や救護活動の拠点となります。

◇運動やトレーニングができるドッグランも完備しているんだワン

犬譲渡室…新しい飼い主を探している犬猫の部屋。犬猫には、1匹ずつ名前が付けられ、それぞれの性格を記載されています。
手術室…感染症や外傷の治療を行うため、治療室や手術室を完備
猫展示室…猫の屋内飼育を啓発するモデルルーム
多目的広場…動物愛護の啓発イベントや動物愛護団体との合同譲渡会などが行われます

※詳しくは本紙4、5ページをご覧ください。