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あなたは大丈夫? 熱中症予防対策

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熊本県宇城市

季節を問わず、年々上昇している気温。これにより、熱中症の発症リスクも上昇しています。令和4年の国の統計では、熱中症が原因で死亡した人は、1400人を超えており、65歳以上の人が約8割となっています。
熱中症は、高温な環境下に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れていき、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態です。
あなどってはいけない熱中症。でも、予防法や応急処置を知っていれば、発症リスクを抑え、重症化を回避することができます。
これから訪れる本格的な夏の到来に向け、熱中症について考えてみませんか。

■熱中症を予防するために
・喉が渇いていなくても、こまめに水分や塩分を補給
・扇風機やエアコンで温度をこまめに調節
・外出時は日傘や帽子を着用
・日陰の利用、こまめな休憩
・通気性のよい衣服を着る
・保冷剤や氷、冷たいタオルなどで体を冷やす

■早めの予防行動を
皆さんは、「暑さ指数」という言葉を知っていますか。暑さ指数は、気温、湿度、輻射(ふくしゃ)からなる熱中症の危険性を示す指標です。
熱中症は、気温が高い日だけでなく、湿度が高いときや道路からの太陽光の照り返しなど、その時々の環境により危険度が変わります。
熱中症に注意が必要なとき、環境省は、暑さ指数を基に熱中症警戒アラートを発表し、注意を呼び掛けています。
しかし、ここ数年、命の危険性を伴う暑さが観測される日が増えてきています。そのため、熱中症警戒アラートをもう一段引き上げた「熱中症特別警戒アラート」の運用を今年4月から開始しました。
暑さ指数が35以上と予想されたときは、前日の午後2時に「熱中症特別警戒アラート」が発表されます。最新の情報に留意し、早めの予防行動をとりましょう。

熱中症警戒アラートや暑さ指数に応じた熱中症情報を受信できます。
・LINE(環境省)
・メール配信サービス
※詳しくは本紙7ページをご覧ください。

■クーリングシェルターを開設
クーリングシェルターとは、市が指定した冷房設備を有するなどの要件を満たす暑さをしのげる施設のこと。公共施設、民間施設を問わず、誰もが利用できます。
6月19日には、市内民間施設で初の指定となるイオンモール宇城と協定を締結しました。
市内のクーリングシェルターは熱中症特別警戒アラートの発表の有無に関わらず、暑さをしのぐため誰でも休憩できるスペースをクールシェアスポットとして開放しています。


※月曜日(祝日の時はその翌日)

問合せ:
・健康づくり推進課
【電話】32-7100
・衛生環境課
【電話】32-1598

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