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自治体の皆さまへ

災害への備え できていますか?

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熊本県宇城市

近年、日本各地で多発している災害。備えはできていますか。
熊本地震のような大規模災害が発生したときには、道路などのインフラ施設が機能しなくなる可能性があります。そうなった場合、行政だけでは全ての被災者を迅速に支援することが難しくなり、自助による家庭内の備蓄が重要視されます。
また、30年以内に70〜80%の確率で発生する可能性が高いと言われている南海トラフ地震。8月には日向灘を震源とする最大震度6弱の地震が発生したことで気象庁は、南海トラフ地震臨時情報を発表。宇城市も南海トラフ地震防災対策推進地域(※)の対象となっています。
南海トラフ地震が発生した場合、災害範囲が広く、自衛隊・消防・警察のような公助は、災害規模が大きいところに集中する傾向にあります。そのため公助が届かない場合は、より一層、家庭内での備蓄が求められます。
災害はいつどこで起こるか分かりません。自分や家族の身を守るため、家庭でも災害時の対応の確認や備蓄を行いましょう。
(※)南海トラフ地震により最大震度6弱以上の地震が予想される地域

■確認しておきましょう!
◇地震発生時の対応
・就寝はすぐに避難できる態勢で
・防災バッグを身近に置いておく
・緊急情報の取得体制(テレビ・ラジオ・携帯電話など)の確保
・屋内のできるだけ安全な場所での生活
・危険なところにできるだけ近づかない
家の中:棚などの倒れてきそうな物や窓など
屋外:海や急傾斜地など

◇自助・共助・公助
自助:自分と家族を守るた自分と家族を守るために防災に取り組む
共助:近隣住民や被災者と互いに助け合う
公助:行政(消防・警察・自衛隊など)による支援

◇日頃の備えの再確認
・避難場所・避難経路の確認
避難先は避難所だけではありません。知人や親戚の家なども避難先の一候補。津波が来る可能性があるときは高台へ。
・家具の固定の確認
・家族との安否確認手段の確認
・防災バックの中身の確認
・備蓄品の確認
◎次ページを見ながら準備!

◆市では災害時に、防災行政無線のほか、LINEや情報メール、ポータルサイトなどでも情報発信をしています。《!》防災行政無線が聞こえないときは…
下記で内容を確認できます。
【電話】0964-32-7200

□〈公助〉市での備え
市では、災害への備えとして、市役所本庁横と各防災拠点センターに「防災備蓄倉庫」を設置しています。
倉庫の中には、水や非常食、長期保存食など約1万1000人分の食料のほかに、発電機や簡易トイレ、毛布などの災害時に必要な備品も備蓄しています。また、ミルクやおむつなどの乳児用品も備蓄しています。

□〈自助〉家庭でも災害に備えましょう!
◎避難時に持ち出す物ではないので、分散して収納してもOK!

《1週間分/大人2人の備蓄例》
▼必需品
◇水2L×6本×4箱
※1人1日3L程度(飲料・調理用)
◇カセットコンロ・カセットボンベ×12本
※1人1週間6本程度

▼主食
◇米2キログラム×2袋
◇カップ麺類×6個
◇パックご飯×6個
◇乾麺(うどん・そば・そうめん・パスタ)
・そうめん2袋(300グラム/袋)
・パスタ2袋(600グラム/袋)

▼主菜
◇レトルト食品
・牛丼のもと、カレーなど18個
・パスタソース6個
◇缶詰(肉・魚など)×18缶

▼副菜 その他
◇日持ちする野菜類
※タマネギ、ジャガイモなど
◇インスタントスープ
◇お菓子類
◎自分が好きなものを備えておくことも大切!

出典:農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」

▽ローリングストックで無理なく備える
「ローリングストック」とは、普段の食品を多めに買い置きしておき、賞味期限の古いものから消費し、消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つ方法です。

▽すぐに避難するために…防災バッグの準備も忘れずに
◎レ点を付けて確認しましょう!
・水
・手軽に食べられる非常食
・貴重品(現金・保険証など)
・携帯トイレ
・懐中電灯
・携帯型充電器
・乾電池
・携帯ラジオ
・救急手当セット
・紙のハザードマップなど

※詳しくは本紙をご覧ください。

問合せ:防災消防課
【電話】32-1766

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