■歯みがきと定期健診で口と全身の健康づくりを
町では『きれいな歯で健康長生き山都町』をスローガンに『3歳児むし歯0本』『8020の推進』を目標に歯科保健活動を実施しています。乳幼児期からの歯みがきや仕上げみがきの習慣化、効果的なフッ化物の利用を推進し、成人では歯周病の予防と適切な治療のために定期的な健診を推進しています。
☆歯周病とは:むし歯とは違う?
歯と歯ぐき(歯肉)のすきまから侵入した細菌が、歯肉に炎症を引き起こし、さらには歯を支える骨を溶かしてしまう病気です。むし歯との違いは痛みがなく進行し、歯を失うだけでなく、その細菌がつくる毒素が血液中に入ることで全身の健康に影響するところです。糖尿病や動脈硬化、肺炎を重症化させ、妊娠期では早産、低出生体重児とも関連があるといわれています。
◇節目年齢の歯周病健診について
今年度から節目年齢の方の歯周病健診を実施します。
対象になられる方には、受診券を送付しますので、町内の歯科医院に予約のうえ健診を受けてください。詳しくは通知をご確認ください。
対象者:年度内に20歳、30歳、40歳、50歳、60歳、70歳になられる方
健診内容:問診、歯ぐきの状態(出血、歯周ポケットの深さ)、むし歯、歯列、かみ合わせ、口腔清掃の状態、結果の説明など
自己負担金:400円 ※健診の結果、治療が必要な場合は別途料金が必要です。
問合:健康ほけん課
【電話】72-1295
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