■認知症とは
認知症は75歳以上の4人に1人が発症すると言われており、誰でも発症する可能性のある身近な病気であり、特別な病気ではありません。
認知症はさまざまな原因で、記憶力や判断能力が低下することで、日常生活に支障が出ている状態を言います。また、時間の経過と共に進行する病気のため、早期に発見して適切な治療や対応をすれば、その人らしい充実した生活を長く続けられます。
▽認知症ケアパスをご存じですか
「認知症ケアパス」は、あなたやあなたの大切な人が認知症になったときにお互い笑顔で暮らすための情報を整理したガイドブックです。下記に情報を掲載しています。
(1)どんな病気なのかを知りたい
(2)認知症になるのを遅らせたい・進行を穏やかにしたい
(3)治療を受けたい
(4)仲間づくりをしたい
(5)自分のできることを続けていきたい
(6)施設のことを知りたい
(7)悩んだり困ったりしたら
ぜひ手に取って見てください。希望する人は、山鹿市地域包括支援センターまで問い合わせください。
※数に限りがあります。あらかじめご了承ください。
■「未来を描く会」を開催しました
「未来を描く会」は認知症と診断された人や物忘れが気になる人、その家族の人が、自らの思いや悩み、そして希望を語り合って、明るい未来を一緒に考える会です。
当日はレクリエーションを通してみんなで楽しんだり、本人、家族別にそれぞれの思いを語り合って過ごしました。レクリエーションでは日ごろ見られないようなすてきな笑顔が見られたという感想もありました。
本人同士、家族同士だからこそ、分かり合えることがたくさんあると思います。認知症相談員や福祉事業所職員、やまがサポーターなども一緒に参加しています。年2回程開催しており、次回は令和7年3月予定です。
参加を希望する人は、山鹿市地域包括支援センターまで問い合わせください。
■やまがサポーター認知症交流会を紹介します
やまがサポーターは認知症になっても安心して暮らせる地域づくりのお手伝いをしています。やまがサポーター認知症交流会は、みんなで認知症のことを勉強したり、小中学校へ出向いて認知症の啓発活動のサポートや各交流会で考えた活動などを楽しく行っています。
・認知症の人たちと梅ちぎりやレクリエーションを行い、楽しく交流しました。やまがサポーターの紙芝居も喜ばれました。
・サロンに参加し「備えあれば憂いなし。知らないで怖がるより、理解して備えましょう」というタイトルで認知症の話や認知症予防体操を行いました。
■「やまがサポーター」として一緒に活動してみませんか?
「やまがサポーター」は高齢者の元気づくり、ちょっとした困り事の手伝い、認知症の普及啓発などのために、山鹿市で活躍するボランティアです。地域のため、人のためになることはもちろん、サポーター自身の健康づくりや介護・認知症予防に効果的です。特別な資格は不要で、下記の講座を受けるとやまがサポーターとして活躍できます。ぜひ参加ください。
対象者:山鹿市内に住んでいて健康状態が良好な人(年齢制限なし)
場所:市内の各介護予防施設 など
※申し込み時に詳しい場所を伝えます
日程:下記日程表のとおり(奇数月に4回コース)
時間:午後1時半から4時
受講料:無料
申し込み方法:下記いずれかに連絡
やまが元気倶楽部【電話】36-9238
やまが生活サポートセンター【電話】43-6565
日程表:
※講座は上記(1)〜(4)まですべて受講してください。
受講する月で参加できない日がある場合は、次回実施月の受講もできますので、相談ください。
問い合わせ先:山鹿市地域包括支援センター
【電話】43-1077(山鹿健康福祉センター内)
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