〜みんなの健康手帳〜

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■HPV(子宮頸(けい)がん)ワクチンの接種機会を逃していませんか
定期接種の対象期間(小学6年生～高校1年生相当)に接種機会を逃した女性や3回の接種を完了していない女性は「キャッチアップ接種」として、公費(自己負担なし)で接種できます。

○対象者
平成9年度から平成18年度生まれ(誕生日が平成9年4月2日～平成19年4月1日)で、過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない女性。平成19年度生まれの人は、令和7年3月末まで接種できます。
公費で接種できるのは、令和7年3月末までです。

○接種するワクチンの種類とスケジュール
公費で接種できるワクチンはサーバリックス、ガーダシル、シルガード9の3種類があり、決められた間隔をあけて、原則同じワクチンを合計3回接種します。
公費で接種を完了するためには、9月末までに1回目の接種が必要です。

詳しくは厚生労働省ホームページをご覧ください

○ワクチンの効果と副反応
サーバリックス(子宮頸がんを引き起こしやすい2種類のウイルスを予防できるワクチン)とガーダシル(4種類のウイルスを予防できるワクチン)およびシルガード9(9種類のウイルスを予防できるワクチン)があります。シルガード9は、子宮頸がんの原因のおよそ80～90%を防ぎ、感染予防効果は前者2種類のワクチンより高いとされています。副反応については、厚生労働省によると、ガーダシルと比べて接種部位の痛みや腫れなどが出やすいが、頭痛や発熱、吐き気などの全身症状が出る割合は同程度と報告されています。どのワクチンを接種するかは接種医とよく相談ください。

○救済制度
予防接種後に健康被害が生じた場合は、救済制度があります。

■高齢者用肺炎球菌ワクチンの定期予防接種は3月末まで
本年度の対象者(65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳の未接種者)には令和5年4月に通知を郵送しています。忘れずに予防接種を受けましょう。なお、来年度からは新たに65歳になる人のみを対象とする予定です。

問合せ：山鹿健康福祉センター内健康増進課
【電話】43-0050