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自治体の皆さまへ

人輝く 人権尊重の都市(まち) やまが「人権啓発便り」第42号

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熊本県山鹿市

【山鹿の人権文化創造を担う草の根の人権啓発活動】

◆人権モニター制度
心に灯った人権の灯りを、さらに力強く輝かせる3年間にしましょう。

年8回のふれあい人権講座で学んだ人の中から、毎年約5人の人に人権モニターになっていただきます。
人権についてさらに学びを深めるとともに、年に数回人権モニター会議を開催し、山鹿市の人権に関する施策について意見をいただいています。
また、ふれあい人権講座の参加体験型学習の進行役を担っていただきます。

○ふれあい人権講座後の意見交換
〔6月19日鹿本市民センターにて〕
現在、9人のモニターがおられ、6月には、ふれあい人権講座(テーマ…防災と人権)後、講演の感想などを交えて意見をいただきました。
・この日のようにわかりやすく防災についてお話ししていただけると取り入れやすいと思った。
・防災のお話しの中に、たくさんの人権の視点があり、まさに身近な人権だと思った。抵抗なく入っていけた。
・避難所生活はホテルではなく、みんなで作るものという言葉が印象に残りました。被災した際、立場は違っても、みんなで助け合い乗り越えていくことが大切だと感じました。

◆人権サポーター制度
サポーターの皆さんの心に灯っている人権の灯りを、より多くの人の心に灯しましょう。

3年間人権モニターを務めた人に、人権サポーターとして自主的に人権に関する発信をしていただくとともに、さまざまな啓発活動に取り組んでいただきます。
合い言葉は「できるときに、できることを、無理なく」です。
年に数回人権サポーター会議を開催し、さまざまな人権課題や施策について意見交換を行います。

○第1回人権サポーター会議
〔7月17日山鹿市役所にて〕
現在、6人のサポーターがおられ、7月に第1回会議を行い、今取り組んでいることや施策に対しての意見をいただきました。
・家族みんながごみ出し日などのルールを知るべき。ごみ出しも人権。女性がしていることが多く、固定的性別役割分担を感じる。
・高齢者の人権に関心がある。年齢による衰え方は人それぞれ。自分もこれから行く道。高齢の人は我慢されるので、気持ちを受け止めて少しでも役に立ちたいと思っている。
・いろいろなことがSNSで調べれば分かる時代。年長者に尋ねなくなり、つながりが希薄になっている。

世界人権宣言起草委員の一人であるエレノア・ルーズベルトは「普遍的人権はどこから始まるのでしょう?あまりに近く、小さく、どんな地図にも載らない場所から始まるのです。身近な場所で人権を擁護する協調的な市民活動がなければ、より広い世界での進歩など到底期待できないのです。」と述べています。
この言葉はまさに、人権モニターや人権サポーターの皆さんの活動と重なります。

問合せ:人権啓発課
【電話】43-1199

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