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つなぐゆのまえ―人権のひろば―

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熊本県湯前町

■インターネットに関する人権侵害 インターネットの向こう側にいるのは人間です
▽とても便利ですが…
スマートフォンやタブレットなどの普及で、子どもから大人までインターネットを利用できるようになった現在。インターネットは私たちの生活を便利で豊かなものにしています。一方で、匿名(とくめい)性を悪用した根拠のない悪口や嫌がらせ、差別の書き込みなどの人権侵害が発生しています。一度でも書き込みをすると、内容はすぐに広がり、ネット上から完全に消すことは簡単ではありません。軽い気持ちで発したコメントや画像が人を深く傷つけ、書き込みをした人が罪に問われることもあります。

▽よりよく利用するために
インターネットは発信者が特定できないわけではありません。捜査機関などで発信者の特定は可能です。匿名の書き込みでも、責任ある発信に努めることが大切です。
インターネットの差別的な書き込みを監視する動きが全国に広がっています。インターネットを利用するときは、ルールやモラルを守ることが大切です。

▽インターネットで相手を傷つけないために
インターネットの世界にも、対面で人と接するときと同じように守るべきルールやモラルがあります。
・根拠のない悪口や嫌がらせなどを書き込まない
・差別的な発言を書き込まない
・安易にプライバシーに関わる情報を書き込まない
・書き込みは不特定多数の人に見られることを意識する
インターネットの中であっても、画面の向こうにいるのは人間です。互いの顔は見えなくても、直接接するときと同じように、相手の人権を尊重することが大切です。

地域人権教育指導員 窪田龍記(たつき)

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