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Topics まちのできごと(1)

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熊本県湯前町

■「まちづくり」を提案 子ども議会で中学3年生が質問・提案
10月1日、役場内の議場で子ども議会が開かれ、湯前中学校3年生が議員になりきり、町執行部に質問や提案を投げかけました。
同議会は子どもたちが政治への関心を深め、まちの将来について考える機会を与えるため、平成29年から続けられています。
ことしの議題は空き家対策や定期券料補助、教育施設の整備、遊び場の確保、町のハラスメント対策。事前の聞き取りを経て、万全の状態で臨みました。
閉会後、酒井勇一校長は「議場で貴重な経験をできたことは喜ばしい。生徒は政治に対して大きな関心を持つことができた。質問・提案した議題が1つでも実現されればと思う。執行部や町議員の皆さんにはいろいろな議題を討論してもらい、安全・安心な生活を実現させてほしい」と話しました。

■男子が躍進賞獲得 球磨人吉中体連駅伝大会
10月11日、球磨人吉中体連駅伝大会があさぎり中学校をスタート・ゴールとするコースで開催。女子は5区間12キロ、男子は6区間18キロを舞台に、各校の代表選手が襷(たすき)をつなぎました。
女子は4区の那須あかりさん(2年・田上)、男子は1区の井上旭(あさひ)さん(3年・中里2)が区間3位の力走。男女ともに入賞を果たし、男子は躍進賞(前年度10位→5位)を獲得しました。
男子で6区を走った野口翔登(しょうと)さん(3年・上村)は「夏から練習を始めて、みんなきつい中やりきっての結果。陸上部ではない生徒も一緒に走って、学校全体で躍進賞と5位がもらえて大満足。来年、後輩には県大会出場を目指して頑張ってもらいたい」と話しました。

▽競技結果
一覧については本紙をご参照ください

■学校と地域のつながりを深める 地域学校協働活動
10月9日、地域学校協働本部が湯前小学校からの要請を受けて、6年生の授業を支援しました。
地域学校協働本部は令和元年度に設置した組織で、内容に応じて小中学校に支援者を派遣。本年度は中学生の自転車点検や小学生のみそ作り、調理実習など、年10回ほど支援をしています。今回は6年生が修学旅行で使うナップサック作りを支援。6人の支援者が針の使い方や縫い方、ミシンの使い方などを教えました。
今回支援を担当した的場久美さん(84・浅鹿野)は「子どもたちは素直に話を聞き、約束を守っていたのでけがなく縫い物ができた」と話し、椎葉敦陽(あつひ)さん(上里1)は「ミシン縫いのお手本が分かりやすく、自分でもできた。自分だけだと時間がかかったが、思ったより早くできた」と話しました。
17日には2回目の授業があり、児童たちは納得できるナップサックを完成させました。

■3校のハーモニーが奏でる 湯前中学校・西米良中学校交流会
10月16日、湯前中学校体育館で「西米良中学校・湯前中学校交流会(合唱祭)」が開かれました。ことしで67回を迎える交流会。昨年度からは合唱祭としてのスタイルで行い、湯前小5・6年も招待されています。開会行事の中で各学校の児童生徒が学校行事を紹介。西米良中学校はクイズ形式で村や学校の紹介をして、会場を沸かせました。
合唱祭は3校全員での合唱からスタート。湯前中1年→西米良中→湯前小5・6年→湯前中2年→湯前中3年の順に披露し、全員合唱で締めました。
それぞれの合唱を聴いて、宮川鳳翔(ふうと)さん(湯前小5年・中里2)は「きちんと歌うことができて良かった。ほかの学校との交流があまりないので、良い体験になった」、大石翔和(とわ)さん(湯前中2年・田上)は「最後の全員合唱で150人以上で合唱して、一体感を味わうことができた」と話しました。

■まちの林業に貢献 球磨プレカット設立30周年記念式典
10月11日、ゆのまえ温泉湯楽里で球磨プレカット株式会社30周年記念式典が開かれ、関係者約50人が参加しました。代表取締役の橋本龍一さん(60・下村)は「30年をひとつの目標としてきた。行政をはじめ、建設会社や工務店の皆さん、加工体制を支えていただいているメーカーなど、たくさん支援していただいた。少しずつ整備したのが球磨プレスタイルで、堅実な成長につながった。今後も期待に応えられるよう務める」とあいさつしました。講演会では新産住拓株式会社(多良木町)代表取締役の小山英文さんが熱く語りました。

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