■ゆっくんで歯科指導 子ども議会での提案を実現
6月19日に湯前町保健センターで行われた幼児歯科検診で、保健福祉課の熊部英惠(はなえ)栄養士がゆっくんを用いたイラストで歯磨きの大切さを伝えました。
昨年10月に開いた子ども議会で、当時の湯前中3年生が「歯磨きをせず虫歯になってしまったゆっくんのイラストを使って保育園や小学校などで歯磨き指導を行うこと」を提案。同課職員が虫歯予防を呼びかけるためのイラストとして作成し、提案を実現させました。
今回、初めてイラストを見た人は「子どもも理解していたので、分かりやすいと思う。家庭でも利用しようと思った」と話しました。
■半年ぶりの再会 あゆみの会七夕まつり
6月30日、湯前町農村環境改善センターで「あゆみの会心の交流『七夕まつり』」が開かれました。障がいを持つ人と家族やボランティア、地域住民が心を通わせ、地域で支えあう関係をつくることを目的に開催されていて、ことしで25回目を迎えました。
ことしの参加者は約70人。同会の会長を務める地内豊子さん(80・植木)が「皆さんと会えて良かった。今日1日楽しもう」とあいさつをしてスタート。「なずなの会」による朗読劇や「アンサンブル楓」による音楽パフォーマンス、イス取りゲームなどのレクリエーションなどあり、参加者全員で盛り上がりました。最後は「また半年後に会いましょう」を合言葉に、全員で握手を交わしました。
■全国制覇を目指して練習の日々 空手クラブ陽心館個人・団体で奮闘
「第41回熊本県少年少女空手道錬成大会」が5月3日に菊池市総合体育館で開かれ、本町の空手クラブ陽心館が個人組手の部に出場。小学3年男子の部で米良王嵐(おおら)さん(野中田3)が3位、小学6年男子の部で中田剛瑠(たける)さん(上里1)が準優勝という成績を残しました。二人は8月8~10日に東京武道館で開催される「第24回全日本少年少女空手道選手権大会」に出場します。
米良さんは「県大会で個人3位になれてうれしかった。全国大会では県大会での反省を生かして頑張りたい」、中田さんは「緊張に押しつぶされそうになったけれど、試合中は勝つことしか頭になかった。自分のパフォーマンスで会場を沸かせたい」と話しました。
5月26日には「第35回熊本県中学校空手道大会」が開かれ、同クラブが団体組手の部に出場。見事に優勝を果たし、8月22~24日にエディオンアリーナ大阪で開催される「第32回全国中学生空手道選手権大会」に出場します。
団体メンバーの那須優斗(ゆうと)さん(湯前中3年・上村)は「初戦から一つ一つの技を大切にポイントを取り、緊迫した状況の中でも勝ち抜くことができた。全国大会では完全制覇を目指して、圧倒的な勝利を目指したい」と意気込みを語りました。
■傑作品ずらり 慈光こども園作品展
7月1~20日、慈光こども園エントランスで作品展が開かれました。0~6歳児が「海の世界」というテーマをもとに制作。約1カ月で完成させ、玄関~エントランスは海の世界となりました。階段の手すりには巨大なタコとイカが、壁には魚たちが泳いでいる姿が出現。暑い日々が続いている中でも、エントランスは涼しく感じられ、来場者を和ませました。
吉武絵里園長は「8月にも別の展示を予定している。皆さんに喜んで楽しんでもらえたら」と話しました。
■演劇・笑い・ダンス 小学校芸術鑑賞会
7月8日、湯前小学校体育館で芸術鑑賞が開かれ、福岡市で活動している劇団ショーマンシップの『ないた赤おに』を鑑賞しました。
浜田廣介(ひろすけ)さんの原作『泣いた赤鬼』を忠実に再現しながらも、所々に笑いを誘うシーンが取り入れられ、児童たちは大爆笑。児童を代表して荒木陽葵(ひまわり)さん(6年・野中田3)は「本で読んだ『泣いた赤鬼』より赤鬼の気持ちがすごく伝わってきた。登場人物の気持ちがみんなに分かるようにセリフを言い換えていて、すごいなぁと思った。また違う劇も観てみたいと思った」と話しました。
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