消費生活QandA 玉名市消費生活センター特別号「著名人を名乗る投資話の勧誘に注意 !」

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(安しんちゃん)おじいちゃんが、SNSで有名経済評論家主催の投資の勉強会に登録したんだって!評論家からノウハウを教えてもらって、信用できると思ったからお金を振り込んだって言ってたけど大丈夫かな?

(タマにゃん)最近、SNS上で消費者を信用させるために、著名人本人に無断で名前や写真を使用した投資勧誘が行われているんだにゃ!投資名目で振り込みしたけど、「追加費用を支払わないとお金が引き出せないと言われた」「相手と連絡が取れなくなった」という被害が発生しているにゃ!

(安しんちゃん)えっ、おじいちゃんが振り込んだお金はどうなるの?

(タマにゃん)そうだにゃ、振込先が個人名義の口座を指定された場合は詐欺の恐れがあるにゃ!いったん振り込んでしまうと、被害回復は難しいにゃ!
トラブルに遭わないためには…
(1)著名人の公式サイトや公式アカウントなどで注意喚起が出ていないか確認
(2)SNS上で勧誘を受けてもすぐに契約したり、入金したりしない
(3)個人名義の口座に投資資金を振り込まない
(4)振り込む前に、家族や周囲の人に相談する
「あれ、おかしいな?」と思ったときには、消費生活センターに相談するといいにゃ!

■消費生活相談員からのアドバイス
このような投資詐欺が玉名市内でも起きています。「自分は大丈夫」と思わずに、よく考えてから行動
してください。気を付けていてもトラブルに巻き込まれることがありますので、不安に思ったら玉名
市消費生活センターや消費者ホットライン「188(いやや!)」にご相談ください。

全国の消費生活センターに寄せられている「(著名人)が主催する投資の勉強会」などの相談が、2022年度と比べて約10倍と急増しています。県内でもSNSトラブルが後を絶ちません。ことしに入り投資詐欺で1億1千万円の被害額が出ており、金額も高額化しています。
いったん振り込んでしまうと、被害回復が難しいため、SNS上で勧誘を受けてもすぐに契約したり入金したりしないで、周囲の人に相談するようにしてください。

恋愛感情を利用し投資へ誘導するもの(ロマンス詐欺)など、投資詐欺以外にも多数相談が寄せられています。下記のようなメールやキーワードにご注意ください。

○不審なメール例
・携帯電話の未納料金のお知らせ
・7億円当選しました
・有料サイトの利用料が未納です
・お荷物をお預かりしています
・あなたの口座に不正ログインを検知しました

○詐欺のキーワード
「至急連絡ください」
「今日中に支払ってください」
「後でお金は返金します」
「守秘義務があるので人には言わないでください」
「電子マネーで支払う」
「投資資金を個人口座に振り込む」

□心掛けること
・不審なメールは開かない!
・知らない番号の電話には出ない!
・身に覚えのない請求は無視する!
・SNSで知り合った人を簡単に信用しない!

□自分でできる対策
・迷惑メール設定をしましょう(やり方は携帯電話会社に聞きましょう)。
・玉名市安心メールの登録をしましょう。
・困っている人がいたら相談するよう声掛けをしましょう。

問合せ：玉名市消費生活センター(くらしサポート課内)
【電話】75-1422
相談時間…月曜日～金曜日の午前9時～午後4時(来所の際は必ずお電話ください)