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令和6年度当初予算

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熊本県玉東町

令和6年度当初予算が3月議会定例会で可決されました。

一般会計 43億1,658万円
特別会計 16億4,128万円
企業会計 1億7,954万円

■歳入
歳入予算は、自主財源(町が独自にもつ財源)が38・8%、依存財源(国・県からの補助金など)が61・2%となっています。最も大きい依存財源である普通交付税は、13億5,600万円を見込んでいます。今年度の自主財源で最も大きい繰入金は、旧役場庁舎解体や新庁舎外構整備、議会棟トイレ改修、年の神公園整備など町単独事業の財源として約6億5,380万円を見込んでいます。次いで、町民の皆さんが納める町税で約5億6,300万円、ふるさと納税などの寄附金が約3億円となっています。今後も町税およびふるさと納税などの自主財源の確保に向け取り組んでいきます。

■歳出
歳出予算総額は、前年度比11億4,368万円の減(79・1%)です。新庁舎本体建設や木葉駅構内エレベーター設置などの大型事業が完了したことが主な要因です。しかし、昨今の原材料やエネルギーの価格高騰や円安の急激な進行による物価高騰の影響を受け、各費目において事業費が増加しています。
教育・医療・福祉などに係る経費は生活に直結するもので削減・圧縮は困難ですが、収入と支出のバランスに留意しながら事業を精査し、健全な財政運営に努めます。

▽令和6年度の主要事業
新庁舎建設事業(解体、外構整備等)…1億360万円
議会棟トイレ改修事業…950万円
空き家調査事業…400万円
年の神公園整備事業…1,749万円
かんたん窓口システム導入事業…710万円
コンビニ収納導入事業…119万円
こども家庭センター事業…2,364万円
農業機械整備及び施設維持管理補助事業…600万円
橋梁定期点検事業…1,500万円
防災拠点整備事業…2,168万円
国際理解教育事業…480万円
小学校教科書改訂…1,045万円
中学校体育館空調設置事業…7,176万円
中学校プールサイド等改修事業…2,575万円

各会計予算額比較一覧表

■用語解説
一般会計:町の行政運営にかかる基本的な経費を計上した会計
特別会計:一般会計の歳入歳出と区別して別に処理するための会計
企業会計:原則として、民間企業と同じように、サービスの提供で収益を上げ、その利益で事業に要する経費が賄われる会計

▽歳入
自主財源:町が自主的に収入できる財源
依存財源:国や県から交付される収入
諸収入:財産貸付による財産収入や各種分担金、負担金、使用料、手数料、寄附金など
地方交付税:所得税、法人税、消費税などの国税収入の一部を国が交付
国・県支出金:国・県が使用目的を特定して交付
町債:公共施設の整備などにあてる借入金

▽歳出
扶助費:教育、医療、福祉などの社会保障費
普通建設事業費:道路、橋りょう、河川や公共施設の建設費
物件費:委託料、消耗品、通信運搬費等
維持補修費:道路、橋りょう、公共施設等の修繕費
補助費等:各種団体への補助金、負担金
議会費:議会運営のための費用
総務費:行政運営やまちづくりのための費用
民生費:福祉・医療のための費用
衛生費:ゴミ処理や病気予防のための費用
農林水産業費:農林業の振興のための費用
商工費:商工業・観光振興のための費用
土木費:橋や道路などのインフラ整備のための費用
消防費:消防や災害予防のための費用
教育費:学校や生涯学習のための費用
災害復旧費:災害時の復旧のための費用
公債費:借り入れたお金の返済のための費用
予備費:緊急時に備えるための費用

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