■合言葉は「フレイル予防」
自分では気付かないうちに、椅子から立ち上がるとき「どっこいしょ」と言ってませんか?年を取って体の活力が低下した要介護の手前の状態をフレイルと言います。早めに気付き、適切な対応をすることで、健康な状態に戻ることができます。
○重要!!
早めに対策を行い、生活習慣を改善することで予防や回復が期待できます!
◆令和5年後期高齢者健康診断の結果
後期高齢者健康診断を受けた人のうち、17%が「この1年間で転んだことがある」、53.2%の人が「以前に比べて歩く速度が遅くなった」と回答しました。転倒や歩行速度の低下はフレイル状態そのものです。
○フレイル予防の3つの柱
おしゃべりや笑い、趣味、ボランティア、地域のサロンなどで交流する。
3つの柱
・社会参加
・栄養…よく噛んで、バランス良く三度の食事をしっかり摂る。口の中もチェック!
・運動…歩く力や筋力を維持・向上させるために、運動をコツコツ継続する。
◆フレイル予防のためのコツコツ運動編
寒さで外に出る機会が少ない今だからこそ、自宅で積極的に体を動かし足腰の衰えた筋肉を鍛えましょう。運動のポイントは、「コツコツ続けること」。いつまでも動ける体づくりに挑戦しましょう。
POINT1 座りっぱなしをコツコツ防ぐ
30分に1回は立ち上がり、その場で足踏みやかかと上げ、背伸びなどじっとしている時間を減らしましょう。
POINT2 生活のなかで動く
モップで掃除することや雑巾がけは、時間は短くても全身を使うのでもってこいの運動です。また、散歩は有酸素運動のもっとも良い方法です。10分でもOKです。
POINT3 ストレッチや筋トレをコツコツ継続
ストレッチや筋トレは、無理せずできる範囲で行いましょう。次のメニューを参考にしてみてください。
・ふくらはぎストレッチ…10秒間ゆっくり伸ばす
※片足3セットずつ
・膝伸ばし…10秒間ゆっくり伸ばす
※片足3セットずつ
・スクワット…1.2.3.4で立ち上がり、5.6.7.8でゆっくり座る。
※10回×3セット(1日のなかで3回に分けてでもOK)
・片足立ち…片足30秒ずつ上げる
・深呼吸…大きく息を吸いながら胸を広げる
■村で介護サービスにかかった給付費
令和6年11月 4,416万3,897円
前年の11月 4,608万941円
(県国民健康保険団体連合会業務統計表より)
問い合わせ:地域包括支援センター
【電話】32-1112
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