■歯周病がまねく全身の病気~口だけの病気だと思ったら大間違い!~
○歯周疾患とは?
歯周病とは、歯と歯を支える組織における様々な病体の総称です。歯ぐきの腫れや出血から始まり、放っておくと歯がぐらつき抜けてしまうこともあります。日本では中高年を中心に、成人の約8割がこの歯周病にかかっているといわれます。あなたは大丈夫ですか?
○歯周疾患が体全体の健康に影響を及ぼす!
歯周病が全身の病気や全身の状態に影響を及ぼすことが明らかになり、健康を守るために口の健康が重要であると認識されました。また、歯周病菌は誤嚥(ごえん)(誤って食べものなどを気管内に飲み込んでしまう)により、高齢者の死亡原因でもある誤飲性肺炎の原因にもなっています。
[関係している様々な病気]
・認知症
・誤飲性肺炎
・動脈硬化
・糖尿病の悪化
・骨粗しょう症
・脳梗塞
・歯周病菌
・心筋梗塞、狭心症
・がん
・低体重児出産、早産
■かかりつけの歯科医院を持ち、定期的なチェックで早期発見を心掛けましょう!
村では、令和6年度中に20、30、40、50、60、70歳になる人を対象に個別検診を実施しています。対象者には8月末にお知らせしていますので、この機会にぜひ受診しましょう。
■村で介護サービスにかかった給付費
令和6年7月 4,414万1,102円
前年の7月 4,770万7,282円
(県国民健康保険団体連合会業務統計表より)
■山口班健康づくり出前講座
8月20日の健康づくり出前講座に9人で参加し、体力測定と保健福祉課の中川和子(なかがわかずこ)保健師から血圧について話しがありました。体力測定では、片足立ちや方向転換、立ち上がり動作を含む、TUG(タイムドアップアンドゴー)テストを行いました。日頃から、血圧や脈拍を測るなど自分でできることに取り組もうと思います。
■楮木班健康づくり出前講座
8月26日の健康づくり出前講座に4人で参加しました。教育委員会の鵜口(うのくち)みどり人権教育指導員からSDGs(持続可能な開発目標)について講話があり、環境や社会などに関する17の国際目標について学びました。自分にできる身近なことから取り組んでいきたいと思います。
問い合わせ:地域包括支援センター
【電話】32-1112
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