肺炎球菌が引き起こす主な感染症としては、肺炎、髄膜炎、菌血症、気管支炎、中耳炎などがあります。高齢者や基礎疾患を持つ人などは、肺炎にかかりやすく症状も重くなりやすいことが知られており、ワクチンによる予防が大切になります。
65歳の人などを対象に高齢者肺炎球菌ワクチンの定期接種を実施しています。接種を希望する人は、申し込みが必要となりますので、申込方法を確認してください。申込を受理した後、予診票を送付します。
■65歳の人
定期接種の機会は、65歳の1年間(66歳を迎える前日まで)です。接種希望の人は、接種の機会を逃すことがないようご注意ください。
定期接種対象者(1):昭和33年度生まれの人(66歳を迎えておらず、過去に23価肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことがない人)
申し込み方法:保健福祉課へ直接申し込み
定期接種対象者(2):昭和34年度生まれの人
申し込み方法:65歳を迎える月に申込書を送付します。申込書が届いてから、お申し込みください。
自己負担額:2,700円(生活保護世帯は、自己負担額が免除されます)
■60歳~64歳の人
定期接種対象者:
・心臓や腎臓、呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活を極度に制限される人
・ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な人
申し込み方法:保健福祉課へ直接申し込み
自己負担額:2,700円(生活保護世帯は、自己負担額が免除されます)
問い合わせ:保健福祉課 健康推進係
【電話】32-1112
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