防災管理官コラム

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■早期注意情報(警報級の可能性)について
次の大雨はいつ頃なのか。気になる人も多いと思います。そのような場合、熊本地方気象台が発表するホームページの早期注意情報(警報級の可能性)を調べることで、5日先までに警報級の大雨などになる可能性があるかどうかを確認することができます。
早期注意情報(警報級の可能性)は、毎日3回(5時、11時、17時)天気予報の対象地域と同じ発表単位(熊本県の場合、熊本地方・阿蘇地方・天草芦北地方および球磨地方の4単位)で発表されます。発表は「高」・「中」・可能性「なし」の3段階であり、「中」が発表されたときは、可能性は高くないものの、命に危険が及ぶような警報級の現象となり得ることを表しています。これをもってただちに避難などの対応をとる必要はありませんが、たとえば深夜などに天気が急変して突然警報が発表されても慌てず対応できるよう、あらかじめ心構えをしておく必要があります。
一方「高」が発表されたときは、危険度が高まりつつあり、「警報に切り替わる可能性が高い注意報」や「予告的な府県気象情報」がすでに発表されているか、間もなく発表されることを表しています。役場では、「高」に切り替わる詳細な時間帯は何時なのかを重視し、熊本地方気象台との連携体制を維持しています。暗い時間帯に「高」に切り替わる可能性がある場合、明るいうちに、高齢者等避難を発令し、早めの避難を呼びかけています。
災害へ早め早めに備えるため、早期注意情報(警報級の可能性)は重要な情報源となります。

■令和5年8月8日　午前11時　熊本地方気象台発表資料より

問い合わせ：総務課　防災係
【電話】32-1138