■9月1日は防災の日です
9月1日は、関東大震災が発生した日です。また、暦の上では210日に当たり、台風シーズンを迎える時期でもあり、昭和34年の伊勢湾台風によって、戦後最大の被害を被ったことが契機となり、「地震や風水害などに対する心構えなどを育成」するために、防災の日が創設されました。
ところで「防災」とは、どんな言葉の意味を持っているのでしょうか。広辞苑によれば、「災害を防止すること」とされていますが、災害対策基本法では、「災害を未然に防止し、災害が発生した場合における被害の拡大を防ぐとともに、災害の復旧を図ることをいう」とされています。
余談ですが、統計的に9月16日と9月26日は、台風襲来の特異日に当たります。9月16日に襲来した台風は、アイオン台風(昭和23年)、第2室戸台風(昭和36年)で、9月26日に襲来した台風は、洞爺湖台風(昭和29年)、猪野川台風(昭和33年)、伊勢湾台風(昭和34年)です。
9月に入り台風シーズンは続きます。不測事態への備えを怠らず、身を守る最善の努力を継続しましょう。
○関東大震災
大正12年(1923年)9月1日、午前11時58分に関東大震災が発生し、南関東一帯に甚大な被害をもたらした。
地震の規模:M7.9
死者、行方不明者:10万5千人
全壊した建物:10万9千棟
消失した建物:21万2千棟
○伊勢湾台風
昭和34年(1959年)9月26日に上陸し、愛知など三県に戦後最大の被害をもたらした。
死者:4,700人
行方不明者:401人
負傷者:38,917人
全壊、半壊、流出した家屋:15万3,893戸
浸水家屋:36万3,611戸
問い合わせ:総務課 防災係
【電話】32-1138
<この記事についてアンケートにご協力ください。>