■「ちょっとばかり、はばかりますが…」
えー、うんちのお話です…
毎日排便があるのは、大変結構なことですが、その日ないからといってあわてることはありません、次の日、その次でもいきまなくてすっきりと排便できればOKです。腸の中にはたくさんの種類の細菌が生息していて、それぞれ消化を助け健康に良い働きをする善玉と、病気の原因の一つとなりかねない、健康を害する悪玉とに分類されます。一般に黄色っぽい明るい色で臭いが少ない便は善玉菌を多く含み、黒っぽい濃い色で臭いがきつい便は悪玉を多く含むといわれています。肉や魚など鉄分を多く含む食品を食べた後、また脂っこい食事の後など一時的に濃い色の便が出ることがあっても問題はありません、またイカ墨を含む食事の後には、何事か!と思う黒いものが出ることがありますが、これも心配ありません。しかし普段から濃い色の便の人は腸内細菌が悪玉優勢と考えて、食生活を改めた方がよいかもしれません。それには乳酸菌を多く含むヨーグルトなどの乳製品、納豆など発酵食品、野菜果物など、繊維質(人では消化されない成分で、糖や、コレステロールの吸収を抑える、良い働きも持っています。)を多く含む食品をとることがおすすめです。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>