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第4回菊池一族と延寿鍛冶展 日本の名刀展

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熊本県菊池市

菊池神社歴史館で開催される「第4回菊池一族と延寿鍛冶展」。前回は全国から約2千人が来場し、反響を呼びました。今回も菊池一族ゆかりの名刀たちが菊池に集まります。

■延寿刀を中心に約40振りが菊池に集結
菊池一族まつり実行委員会と菊池観光協会が主催する「第4回菊池一族と延寿鍛冶展」が11月26日(日)まで、菊池神社歴史館で開かれています。新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催です。
延寿鍛治は、鎌倉時代中期から幕末にかけて活躍。菊池を中心に栄えた菊池一族のお抱え鍛治で、数々の名刀を生み出しています。今回は約700年前に菊池で作られた「延寿」や「同田貫」の名刀を中心に、刀や槍など約40点を展示します。
展示の目玉は、延寿刀の中でも、通称「和宮延寿國時(かずのみやえんじゅくにとき)」といわれる短刀。これは、江戸末期、第14代将軍徳川家茂(とくがわいえもち)に皇室から嫁いだ内親王「和宮」が守り刀として持参したもので、天皇家と菊池一族の結びつきを象徴する一振りです

■菊池一族の誇りを伝えたい
「延寿鍛冶展で、菊池一族の歴史を知ってもらうことで、魅力を伝えたいです」と話すのは第1回から関わっている太田光柾(おおたみつまさ)さん。過去の開催では全国から多くのファンが菊池を訪れたといいます。
「先人たちの生き様や息吹を垣間見ることができる企画展です。市外からだけでなく、市民の皆さんに菊池一族の残した宝に触れてほしいですね」

問い合わせ先:菊池一族まつり実行委員会(菊池観光協会)
【電話】0968-25-0513

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