健康だより インフルエンザと新型コロナの予防接種

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インフルエンザや新型コロナウイルスの流行が始まると、短期間で感染が広がります。流行する前に予防接種を行い、感染拡大を防ぎましょう。今月は、本市でのインフルエンザと新型コロナウイルスの予防接種について紹介します。

■インフルエンザ
インフルエンザウイルスに感染することで起こる病気です。38℃以上の発熱、咳、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が突然現れます。一般的な風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁などの症状も見られます。
子どもはまれに急性脳症を発症し、高齢の人や免疫力が低下している人は肺炎を伴うなど、重症になることがあります。

■新型コロナウイルス
コロナウイルスに感染することによって起こる病気です。症状は、発熱、咳、頭痛、関節痛など、インフルエンザに似ていますが、味覚・嗅覚障害を発症するのが特徴です。
新型コロナウイルスは感染拡大が続くにつれ、遺伝子の変化により変異を繰り返します。これにより、感染の広がりやすさ、感染したときの症状の強さ、治療薬・ワクチンの効果が異なることが分かっています。

■予防方法
▽流行前のワクチン接種
ワクチン接種を行うことで、感染後に発症する可能性を低減させる効果と発症した場合の重症化防止に有効とされています。

▽外出後の手洗い
流水と石鹸による手洗いは、ウイルスを物理的に除去するために有効な方法です。また、アルコール製剤による手指消毒も効果があります。

▽適度な湿度の保持
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、感染症にかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適度な湿度を保つことも効果的です。

■予防接種について
予防接種を受けるにあたって、感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、自らの意志で接種を受けていただくようお願いします。
▽インフルエンザ予防接種
接種期間：10月1日(火)～12月31日(火)
〔定期接種〕
対象者：
・満65歳以上
・60歳～65歳未満の心臓や腎臓、呼吸器などに重い病気のある人
接種回数：1回
接種費用：1400円
〔任意接種〕
対象者：生後6カ月～65歳未満
接種回数：
・13歳以上　1回
・生後6カ月～13歳未満　2回
接種費用：1回1900円

▽新型コロナウイルス予防接種
令和5年度からの変更点：
・接種費用は全年齢有料。(生活保護世帯は無料)
・接種券やタクシー券は廃止。
・予約は医療機関へ直接お願いします。市役所での予約や予診票の配布は行っていません。
・下記の定期接種に該当しない人は任意接種となり、全額自己負担です。詳細は医療機関へお問い合わせください。
〔定期接種〕
接種期間：10月1日(火)～令和7年3月31日(月)
対象者：
・満65歳以上
・60歳～65歳未満の心臓や腎臓、呼吸器などに重い病気のある人
接種回数：1回
接種費用：2100円
ワクチンの種類：医療機関にお問い合わせください。

接種当日は、本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、保険証など)を持参してください。

問い合わせ先：健康推進課健康推進係
【電話】0968-25-7219