子ども議会

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市では、中学生が模擬議会の体験を通して、市議会や行政の仕組みを理解する「子ども議会」を毎年開催しています。

■子ども議員が模擬の議会を体験
子ども議会とは、市内5中学校から4人ずつと議長役1人の計21人の中学生が市議会の議場で、市の施策やまちづくりについて疑問に思ったことや子ども目線でのアイデアを提案し、市執行部が答弁する模擬議会のことです。
今年は8月1日に開催し、各中学校から2問ずつ、合計10の質問がありました。市へ移住してきた人と元々住んでいる人との交流を深めることや地域の活性化につながる取り組み、暮らしやすさに関する提案などの質問がありました。市執行部は、質問に対して現在取り組んでいる事業や課題などを説明し、皆さんと一緒に考えていきたいと答弁しました。
子ども議員からは、「伝えたい思いを議会の場で堂々と伝えることができ、大きな達成感を得ることができた」「知らなかったことや新しい気付きや提案を聞けて勉強になった」「他校の意見を聞き、私たちが菊池市を活性化させていくんだと実感した」「これから『自分たちも地域の中の一人』という意識を持って生活していこうと思った」などの感想が寄せられました。

■市の未来へつなぐ、子ども議会
これまで、子ども議員の提案から市の施策として実現したものもあります。斬新なアイデアが市の施策として推進されることで、将来の子どもたちが暮らしやすい市に進化していくという好循環が生まれています。
子ども議員にとっては、議場に入場できたことや市役所の仕事を知ることができ、貴重な体験と政治、社会への関心が高まりました。これからの学校生活と地域への貢献の励みになることを期待します。
今回を含め、これまでの子ども議会の様子を見ることができます。二次元コード(本紙参照)からご覧ください。

～緊張したけど、貴重な経験になりました!～
議長を務めた　井上偉月(いのうえいつき)さん(旭志中学校3年)
とても緊張しましたが、堂々と発表する子ども議員の姿を見て、緊張が解け、落ち着いて進行することができました。議長として前に立つことができた経験をこれからも生かしていきたいです。

問い合わせ先：生涯学習課
【電話】0968-25-7232