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自治体の皆さまへ

健康だより 熱中症を予防するために

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熊本県菊池市

熱中症は、屋外だけでなく何もしていないときや就寝中でも発症し、時には命を落としてしまうこともあります。今月は、熱中症の予防法を中心にお伝えします。周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。

■熱中症とは
症状は、めまい・立ちくらみ・筋肉のこむら返り・筋肉痛・生あくび・大量の発汗などがあります。症状が進むと、頭痛・嘔吐・倦怠感・虚脱感・集中力低下・判断力低下などを引き起こします。

■熱中症が疑われる人を見かけたら
・エアコンが効いている室内や風通しの良い日陰など、涼しい場所へ避難
・衣服を緩め、体を冷やす(首の回り、脇の下、足の付け根など)
・水分、塩分、経口補水液(※)などを補給
※水に食塩とブドウ糖を溶かしたもの
自力で水が飲めなかったり、応答がおかしかったりしたときは、ためらわず救急車を呼びましょう。

■暑さを避けるための予防法
それぞれの場所に応じた対策を取ることが重要です。
・扇風機やエアコンで温度をこまめに調節
・遮光カーテン、すだれ、うち水を利用
・外出時には日傘や帽子を着用
・天気の良い日は日陰の利用、こまめな休息
・吸湿性・速乾性のある通気性の良い衣服を着用
・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで体を冷やす
・室内でも、外出時でも、のどの渇きを感じなくてもこまめに水分、塩分などを補給

■7月から「クーリングシェルター」(指定暑熱避難施設)を開設
環境省から熱中症特別警戒アラートが発表された際に、危険な暑さから身を守り、どなたでも自由に休息を取ることができる施設です。市では予防的措置として、熱中症特別警戒アラートが発令されていなくても開設しています。
熱中症特別警戒アラートは、気温や湿度、日射などから算出する「暑さ指数」が県内の全地点で35以上と予想される場合、前日午後2時頃に環境省から熊本県や市町村に発表されます。
暑さに備え、外出する際は、帽子や日傘、水筒を持参し、十分な水分を補給し、クーリングシェルターを活用して熱中症の予防に努めましょう。

■市のクーリングシェルター(指定暑熱避難施設)
開放期間:令和6年10月23日(水)まで

※飲み物は各自で用意してください
※施設利用者との共用スペースとなりますので、施設のルールを守ってご利用ください

問い合わせ先:健康推進課健康推進係
【電話】0968-25-7219

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