がんは、日本人の2人に1人が生涯で経験するといわれている身近な病気です。
がんと向き合いながらも、自分らしさを大切にできる環境を整えるための取り組みが広がっています。
■がん相談支援センターへご相談ください
阿蘇医療センターに設置されているがんに関する相談窓口です。がん相談の研修を受けた医療ソーシャルワーカーや看護師などがさまざまな不安や悩みについてお話を伺い、「その人らしい生活や治療の選択」ができるようにお手伝いをします。
面談日:月曜日~金曜日(祝日を除く)
時間:午後2時~午後4時30分
場所:阿蘇医療センター 1階内視鏡室横相談室
▽阿蘇医療センターは熊本県がん診療連携拠点病院です
がん診療連携拠点病院は、どこに住んでいても質の高いがん医療が受けられるように、がん診療の拠点として指定されている病院です。阿蘇医療センターでは抗がん剤治療が受けられるほか、がん相談支援センターの設置、多職種による緩和ケアチームの活動などを行っています。
問合せ【電話】34-0311
■がんサロン「笑がお」を開設しています
がん患者の人や家族を対象としたサロンです。阿蘇医療センターの専門職によるミニ講座のほか、茶話会も開催しています。
場所:阿蘇医療センター1階講堂
・10月9日(水)午後2時~午後3時
ミニ講座「お薬との付き合い方」+茶話会
・12月11日(水)午後2時~午後3時
ミニ講座「筋肉と運動について」+茶話会
・2月12日(水)午後2時~午後3時
ミニ講座「がん治療中の食事の工夫」+茶話会
■阿蘇市がん患者アピアランスケア推進事業
がん治療をしている人の治療と社会生活の両立、療養生活の質の向上を図るために、ウィッグ(医療用かつら)などの購入費用の一部を助成します。
▽アピアランスケアとは?
がんやがんの治療による外見の変化に対し、“その人らしい”生活を過ごせるよう心身の健康をサポートするためのケアです。
助成対象者:次の項目のすべてに当てはまる人が対象です。
・阿蘇市民
・がんと診断され、がん治療などに起因する脱毛により補整具を購入した人
※令和6年4月1日以降に購入したものに限ります。
・過去に同種の助成を受けていない人
・市税などの滞納がない人
申請方法:必要書類をもって健康増進課窓口へお越しください。
助成対象となる補整具:
・ウイッグ(かつら)
※医療用、医療用以外を問わない
・装着用ネット
・毛付き帽子
助成金:助成対象経費の2分の1の額
上限20,000円(1,000円未満切捨て)
申請期限:対象となる補整具を購入した翌日から1年以内
必要書類:
(1)申請書(健康増進課窓口または市ホームページからダウンロードできます)
(2)申請者の本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)
(3)がんの治療を受けたことまたは受けていることが確認できる書類(診断書、お薬手帳、治療説明書、治療計画書、診療明細書など)
(4)補整具を購入したときの領収書とその明細書(宛名、購入日、購入金額、購入名目、金額の内訳と領収書発行者の名称の記載があるもの)
(5)振込口座番号が確認できるもの(通帳・キャッシュカード)
(6)申請者の印鑑
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